憎しみを 置くこと。
- 2015/08/31
- 18:00
映画「愛を積むひと」最近観た映画、といっても6月に観たのですが、「愛を積むひと」はとても良かったです。主演の佐藤浩市の演技が冴えていましたし、そのストーリーも考えさせられました。佐藤浩市演じる小林篤史は、洒落たことも言えない不器用な男なのですが、とても誠実なのです。妻と一緒に余生を北海道美瑛町で過ごそうと 東京の下町から移住します。そして、妻が篤史に石垣作りを依頼するわけです。当初は嫌がっていた篤...
ダルイという若者
- 2015/08/29
- 17:30
先日、専門学校の就職担当の方と お話しする機会に恵まれました。彼を悩ませるのは、就職活動に興味の無い学生でした。今や大学にもその傾向がありますが、特に専門学校の就職率は、その学校の入学者数に大きな影響を与えます。私立の学校を経営するには、学生の数は大切な事なのです。よって、就職率の高さが死活問題となります。景気が悪いなどの理由で就職困難な時代に、就職率が下がるのは ある意味致し方ないことです。しかし...
変えられるのは 自分だけ。
- 2015/08/27
- 19:00
なかなか、他人に変わってもらうのは難しい。「夫が○○なので、困っています」「友だちが虐めるので、困っています」そういう相談をよく受けます。これは、自分の問題を解決したいというのでなく、他人に変わってもらいたい、もしくは、他人を変えたいという相談です。しかし、当人に「自分は変わりたい! 変わらなくてはならない!」という強い意志が無ければ、人は変われるものではないのです。どんなに良いセラピストがアドバイ...
潜在意識は 同民族が好き
- 2015/08/26
- 18:00

イギリスの動物学者 P・ベイトソンは、ウズラを使って次のような実験をしました。まず、6羽のウズラを入れるための 二重円形の実験具を作ります。中心の円形内には、6つの箱を設置します。それぞれの箱には外向きに窓を配置。マジックミラーの要領で、外から中が見えるだけとします。6つの箱で成された円状の周りに、ウズラが通れる通路を作ります。通路には、ウズラのオスを1羽入れます。このオスは、自由に6つの箱を覗くこ...
どんな経験も 成長につながってきた。
- 2015/08/24
- 18:00
「どんな経験も 成長につながってきた」この言葉は、私が学ばさせていただいている精神科医 鹿島直之先生から教わったものです。失敗の無い人生など有りません。むしろ、失敗の方が多いのが現実です。電灯を発明したエジソンは何百回もの失敗の末、最後に一回成功をしましたし、野球のピッチャーでも一度も打たれた事の無いピッチャーなど居ません。凄腕の経営者も 実はたくさんの失敗をしています。大切なのは、すべての経験を如...
セミもあなたも運がいい。
- 2015/08/22
- 17:30

8/10「輝く日々を創る」に引き続いて、今回もセミの話しです。「セミはなぜ鳴くの?」という質問には、「メスに居場所を教えているのだ」というのが定番の答えです。オスだけが鳴いて、自分の居場所をメスに伝え、繁殖をしようとしているという説ですね。しかし、この説ですと、ミンミンゼミやツクツクボウシに関しては説明が尽きません。この2種類は、他のセミと同様に オスだけが鳴くのですが、鳴き終えるとさっさと移動してし...
ツバメの勇気
- 2015/08/20
- 17:30

多くのツバメは、春に東南アジアや台湾国から日本にやって来て、繁殖をします。そして、秋には日本で生まれ育った若鳥と共に、南国に戻って行くのです。ツバメの成鳥は周知のとおり大変に機敏な飛行をするのですが、繁殖期には危険がいっぱいです。卵はヘビに、そして幼鳥はカラスに狙われやすいのです。そこでツバメは人家などの人気の多い所に巣を作ります。人間に守ってもらおうという作戦ですね。幼鳥の生育のため、つがいの親...
あなたが見ている色は、あなたが創った色
- 2015/08/18
- 18:00

あなたが白い画用紙を見たとき、その紙は いつどこで見ても白い色に見えますね。蛍光灯の点いた勉強部屋でも白紙ですし、炎天下の公園で見ても同じ白紙だと思います。しかし、この白という色は、真実ではありません。先に結論を言うと、ヒトの潜在意識が今までの記憶を糧として、白であるべきものを白と認識しているのです。私たちが目で見ることが出来るのは、物質です。(一部のスピリチュアルな方は、物質でない霊魂なども見え...