お通じの具合と潜在意識
- 2015/06/25
- 18:00
過敏性腸症候群(IBS)という病気があります。
急な下痢を起こしやすくする下痢型と、大腸の形を変えてしまうという重度な便秘型、
そして、その両方の症状がある混合型に分かれます。
3つとも大腸の異常な症状ですが、原因が違うため適応するに治療方法とお薬に違いがあります。
しかし、今では良いお薬が有りますので、内科を受診しても良好にならなかったときは、
消化器内科や大腸科を訪ねてみましょう。
私も以前には下痢型のIBSでしたが、対処薬を処方してもらった事と、
病気の原因の把握をして、潜在意識を語り合ったために、今では完治しています。
さて、ここからは下痢型のIBS(過敏性腸症候群)についてお話しします。
日本人の5〜10人に1人。そして、10〜30代に多い傾向があるIBSなのですが、
下痢型IBSの原因は、ストレスです。食べ物や腸の状態が悪いわけではないのです。
医療的説明は、脳がストレスを感じると(IBSの人の場合は)大腸の蠕動運動が急速になり、
腸粘膜から過剰に水分を加えられるため、トイレに駆け込みたくなるとしています。
つまり、原因は、心理的なストレスということです。
しかし、ストレスがお通じの異常を なぜ起こすのでしょうか。
潜在意識の観点から考えてみたいと思います。
大昔、人間がまだ文化的な生活をしていなかった頃は、概ねストレスは小さかったのです。
恐怖感や餓えなどが頻発しましたが、現代人が感じるようなストレスは無いに等しかったのです。
さて、潜在意識は、太古の昔も今も 同じものだと私は考えます。
肉体は生死を繰り返しても、潜在意識は変わりの無いものが在るのだと思っています。
そして、何時の時代にも肉体を守ろうとしているのです。
太古の昔、人間にとって一番の敵は感染症などの病気でした。
治療が無い時代ですから、自己治癒力だけが生命維持の鍵でした。
肉体の自己治癒は、潜在意識が司っています。
潜在意識は、膝を怪我したら必要な血液成分を膝に集中させ、瘡蓋(かさぶた)を作ります。
また、感染症などの時は、体の熱を上げる事で菌を叩こうとします。
そして、腐敗した物を食べてしまったときは、吐き出したり下痢を起こして 何としても出そうとします。
「良くない物は出す」これが潜在意識の食中毒に関する作戦です。
繰り返しますが、潜在意識は、ストレスの無かった大昔と現在と、対処方法に変わりはありません。
そして、現代のストレスというものを正確に理解していない潜在意識は、
食中毒の時の対処法をストレスにも利用してしまっているのです。
ストレス過大と潜在意識が感じたとき、トイレに駆け込んだり、あるいは戻してしまう対処をしたがるのです。
ストレスをよく理解していない潜在意識は、中毒症状の対処法を適用してしまっているわけです。
IBSが起こった場合、現代の私たちは適切な医師の治療と共に、瞑想状態を利用して、
潜在意識に語り掛けることが大切です。
「あのストレスは、すでに過去の事となっています。今はもう大丈夫なのです」と。
参考:それって、IBS(過敏性腸症候群)?ストレスによる下痢・腹痛にお悩みの方へ
:久里浜医療センター |患者様からの治療体験談
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相談屋さん カフェカウンセリング 横尾けいすけ
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