今回の『目標達成の原則』は、その5の
実行するです。
『目標を達成したいのなら、幾つかの原因を創りましょう。原因を自分で創らなければ 目標は達成できません。』と、幾つかの原因を挙げてきましたが、今回は『
実行する』です。
実行しないと目標は達成されないのは、誰だって分かっている事です。
しかし、正しい目標を設定し 計画を立て、「さあこれから頑張るぞ!」という時に、やる気が失せることは無いでしょうか。
熱望していた事が、やっと実行できるチャンスなのに、色々な “できない理由” を見つけて結局やらないことは無いでしょうか。
潜在意識はあなたを守るために、現状を維持しようとしたがります。
進歩した自分は未知の自分です。潜在意識は経験の無い環境や自分が恐いのです。
だから、目標達成のために、まさに今、踏み出そうとするあなたのやる気を萎えさせ、昨日までの自分でいようとします。
思いを寄せる相手に告白できる絶好のチャンスなのに「今日は止めた方が良いな。虫の知らせがある」とか。
折角、職場の上司から、店長職の話しを頂けながら「私にはまだまだ無理です。自信がありません」とか。
プロのミュージシャンを目指しているのに、明日が念願のステージとなると「俺の音楽は、俺にしか理解出来ないのだ」と意味不明の想いが聞こえたり … 。
これらは、今までの自分で居たがっている潜在意識の囁きです。
未知に恐がりな潜在意識の誤解を解くために、スタートは着実にゆっくりとを心掛けたいものです。
自動車だって、停まっている状態から 瞬時に時速100キロは無理です。
どんなに大きなエンジンであっても、始めはローギアでスタートします。
あせって100km/hに成りたいからと、いきなりトップギアで走りだそうとすると、エンストします。
そう、やる気が失せてやらないというのは、自動車のエンストと似ています。
実行するためには、『始めはゆっくりと丁寧に』が大切です。
そうすれば、明日も明後日も実行できます。
では、具体的にどういう事がゆっくりで丁寧なのか。それは その分野で変わります。
自分でよく考えてみてください。そして、敬服するその道の先輩に相談してみてください。
それでも答えが出ないならば、私に相談してください。
今日の実行が、たとえ ほんの小さな一歩だったとしても、全く踏み出さなかった人とは大きな差が出ます。
毎日一歩、確実に歩けば、一ヶ月で30歩進めますが、毎日ゼロ歩の人は一ヶ月後もゼロなのです。
実行しない人と実行する人には、時が経てば経つほど大きな差が出ます。
そして、始めの一歩を踏み出すと、勢いが付きます。
二歩目には頑張らなくとも実行できるのです。
自動車で例えるなら、摩擦抵抗の無い空間では慣性の法則で突き進むのと同じです。
二歩目というのは勢いが付いているから楽なので、セカンドギアに入れられるのです。そして、スピードが出てくるのです。
その次に、サードギア。さらにはトップギアに順を追って入れて行けば、スムーズな前進ができます。
始めの頃には、実行は毎日が基本です。ほんの少しでも良いので毎日しましょう。
一旦中止してしまうと、再度ローギアからやり直しになりかねないからです。
潜在意識は変革を止めようとして、色々な仕掛けをしてきます。
熱を出したり、腹痛を起こしたり、眠くしたり、肩こりを起こしたり。
そんなの出来ても無意味だとか、なんだかインチキ臭くない?と囁いたり。
一旦中止すると、そういう手段であなたのやる気を萎えさせるのです。
ですから、多少の熱が出ても「少しはやっておく」ことは重要です。
「こんなの無意味だ」と想ったら、「まてよ、本当に無意味なのかな?」と客観視してみてください。
実行しないと達成できない。
でも、潜在意識は今までの自分を維持しようとして、やる気を無くさせようとする。
だから、潜在意識をなだめるためにもゆっくりとスタートし、徐々に加速をしていく。
そういうお話しでした。
大切なあなたが 幸せでありますように。
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参照:レジェンド石井裕之の「ダイナマイト モチベーション6ヶ月プログラム」
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