大切なあなたが 幸せでありますように。

11月２３日の本日は、勤労感謝の日です。
世の中のために働かれている方々に 感謝したいと思います。
どこに行っても そして何時でも、勤労されている方々のお陰で 私は素晴らしいサービスや快適に満たされます。
自分だけの力では、この快適な暮らしはあり得ないのだと感じます。


私は二十代の頃、サラリーマンをしていました。
当時にも勤労感謝の日は有ったのですが、愚かな青年であった私は 感謝する気持ちに欠けていました。
ですから勤労感謝の日も、自分のような懸命に働いている者を国家がねぎらう日なのだと思っていたのです。
そんな考えでしたので、誰にも感謝をせず、「ありがたく休ませていただきますね」って感じで自分勝手に休息していました。

しかし、いつの頃からか、
優しくしてもらうよりも 優しくした方が、
恵んでもらうよりも 恵んだ方が、
愛されるよりも 愛した方が、
そして、
お疲れ様ですと言われるよりも 言った方が、
相手も そして自分も幸せな気持ちになる事に気付きました。

『幸せな気持ち』というのは、幸福へのスタート地点だと思うのです。
金品に恵まれるだけでも、ある程度はハッピーに成れるでしょう。何でも買えるのですから。
しかし、大金持ちでも幸せで無い人を見たことが有るのです。
大きなメルセデスで銀座で遊び、都内の高級なマンションに住み、連れている女性も綺麗でしたが、その人はどことなく幸せそうでありませんでした。
当時はその理由が分かりませんでしたが、今になって分かる気がします。

感謝してこそ、幸せを感じる心が耕されるのだと思うのです。
耕していない畑に 良質なタネを蒔いても芽は出ません。
まずは感謝するという “自分の心の耕し” をしたいものだなと感じます。