その21 『 春節 ~相手の気分を共有する~ 』
- 2016/02/08
- 18:50
◎ ナンバー1 販売員に成るために
~ 潜在意識を利用した成功術 ~
2月8日、春節(シュンセツ)です。
春節とは、旧暦の元旦です。 台湾国,支那,香港,韓国,北朝鮮,ベトナム,シンガポール,マレーシア,インドネシア,ブルネイ,モンゴルなどの国々は、今日からがお正月休みとなります。
販売員の方々がこの時期に気にするのは、観光で来日する外国人の “爆買い”でしょうか。
古今東西、経済的に成長をしている国の人は、海外に行って買い物をするのが大好きです。
日本人も景気が異常に良かったバブル崩壊前は、外国に買い物旅行をしたものです。
「今週は濡れ手に粟だな ♪ 立地条件が良くて 外国人が欲しがる商品ならば、黙っていても売れる」
そんな風に高をくくっていないで、こういう条件の良い時こそ 自分を成長させたいものです。
◎ ◎ ◎
今日のテーマは、『 顧客の気分を共有する 』
例えば、日曜日の朝に訪れた顧客が「これから遊びに行くんだ ♪」と言ったとします。
販売員のあなたは、どういう気分になるでしょうか。
「日曜に遊べて うらやましいなあ」でしょうか。
仕事を遊びと同じくらいに楽しめていなかったら、そんな気持ちにもなるでしょう。
しかし、うらやましいなあという気持ちになっていると、それは顔に表れるもの。
自然と笑顔は消え、ぶっきらぼうな口調になり、顧客を不愉快にさせ、結果として自分も楽しくない一日になったりしないでしょうか。
そんなことでは良くないと、頑張り屋の販売員さんは工夫して こう言ったりします。
「それは良かったですねー」 営業スマイルで、顧客の会話に合わせるのです。
これはこれで良いのですが、他店の販売員もやっています。
「それは良かったですねー」だけなら、新入社員でも言えます。
みんながやっているレベルの事だけでは、ナンバー1は無理でしょう。
なぜなら、ほとんどの販売員は、顧客への思いやりが有りません。 優しさが有っても 思いやりが無いのです。
ほとんどの人に足りていない事が出来ると、顧客から絶大な信頼を受けます。
信頼を集めると、集めた分だけリピーターが付きます。
リピーターを増やすのが、ナンバー1販売員への正道ではないでしょうか。
「それは良かったですねー」そう発言して同意を示し、会話がそれで終わり、商品販売にまた戻る。 これでは少し、殺伐としていないでしょうか。
それ以上の気持ちが あなたに有ったら、相手はもっと気分が良くなります。
そして、相手の喜びは、さらに大きく膨れあがるのです。
顧客のハッピーをさらに大きくしてこそ、素敵な販売員ではないでしょうか。
「それは良かったですね−」という言葉に足りないのは、共有です。
どことなく、他人事なのです。
誰だって、どことなく他人事の人よりも、自分の感情を共有してくれる人が好きなのです。
それでは「それは良かったですねー」よりも ハッピーを共有している言葉は何でしょうか。
色々な意見が有ると思いますが、私の案は、
「それは良かったです」です。 もしくは、「よかった!」「やったあ!」
前者は、「 ねー」が有るか無いかだけです。たったそれだけです。
しかし、まるで歌を歌うように「それは良かったですねー」と “お約束言葉”を言うのと比べ、自分自身が良かった体験、つまりここでは、自分も遊びに行く直前の気持ちをイメージして言うのとは、似たような言葉でも伝わり方が違います。
「よかった!」や「やったあ!」は、さらに共有しています。誰が聞いてもあなたが遊びに行きそうな表現です。
ここまで言うと、顧客から「遊びに行くのは お前じゃないよ」とか突っ込まれそうですが、場合によっては言ったって良いのです。
顧客は笑いながらも、顧客の潜在意識は 共有を感じています。絆が深まります。
顧客の潜在意識さえも感じる あなたとの深い共有感。
それが築けてこそ、魅力的な販売員に成れると私は思います。
◎ ◎ ◎
春節の今週、私たち日本人は平日です。ごく普通の日です。
しかし、春節で日本に訪れた人たちは、今どんな気分なのでしょうか。
それは正月気分です。
あなたも毎年経験するであろう正月の気分なのです。
顧客と気持ちを共有するのなら、自分も正月気分を思い出してみてください。
正月気分をイメージして、演じてみてください。
「日本は平日ですから、僕はいつもと同じです」 これでは、魅力的な人とは言えませんね。
大切なあなたが 幸せでありますように。
相談屋さん カフェカウンセリング 横尾けいすけ
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