その26『 優しさではなく、思いやりが大切と言うわけ 』
- 2016/02/18
- 17:30
◎ ナンバー1 販売員に成るために
~ 潜在意識を利用した成功術 ~
"ナンバー1販売員"のカテゴリーに限らず 私はこのブログ全般で、思いやりこそが大切とお伝えしています。
社会生活に於いては技量や器量も大切ですが、相手に対する思いやりの気持ちと それを伝える実践が無ければ、上手くやって行けません。
販売職で有ろうと無かろうと、広く言えば社会でも家庭でも、思いやりこそが大切だと思うのです。
さて、「思いやり」と似た言葉に「優しさ」が有ります。 「愛」という言葉も方向性は同じかも知れません。
思いやるという言葉よりも、優しくするとか 愛するとかの表現の方が、馴染みやすいかもしれません。
例えば、女性がパートナーを選ぶ時の基準にも、優しい人とか ずーっと愛してくれる人と言う方が少なくない様子です。
それだけ、優しさや愛は 多くの人にポピュラーな言葉だと感じます。
しかし、私は、「皆さん、優しい人に成りましょう」などと言いません。
「相手をもっと愛しましょう」も言わないようにしています。
カウンセリングに於いても ブログに於いても、優しさや愛という言葉を使用するのを避けているのです。
その理由は 「あなたが優しくすれば 相手も優しくしてくれます。だから優しくしましょう」と言った場合、
それに納得し同意しても、心の奥底では 自分が優しくされたいから相手に優しくするになってしまうからです。
同様に、フツウの意識では「これからはもっと相手を愛そう!」と決心しても、心の奥底で「自分も相手を愛するから、相手も自分を愛してほしい」という気持ちが見え隠れしてしまう人もいるわけです。
優しくされたい、愛されたい、楽しい事を話して欲しい、裕福な生活をさせて欲しい …
こういう感情は、受け身の願望なわけです。
あなたが受け身の願望を持つ事を 私は否定しません。なぜなら殆どの人が 受け身の願望を持っているからです。
しかし、殆どの人が 受け身の願望が強い時代だからこそ、気を付けたい事があります。
それは、受け身の願望のバッティングです。
AさんとBさんが結婚して暮らすことになった時、お互いに相手から愛される事だけを期待していて 相手を愛さなかったらどうなるでしょう。
上手く行かなくて当然です。
逆に、お互いに相手を愛する事だけを実施していたらどうでしょう。 相手に愛され無くとも構わない。それでも相手を愛するという二人だったらどうなるでしょう。
この場合は、上手く行くのです。
分かるでしょうか。
「あたしは優しくされたいの」そればかり考えている人には、真面な人は愛想を尽かします。
その結果、ホストに貢いでしまう女性も世の中には居ますが、その男に優しくしてあげたいのではなく、捨てられると優しくしてもらえないから、借金までして貢ぐのではないでしょうか。
受け身の願望が強すぎると、間違えなく 幸せには成れません。
それは、受け身の願望が強すぎる人が世の中に多いので、受け身の願望のバッティングが起こりやすい事と、そこに付け入る悪魔のような人が近寄って来やすいからです。
ましてや販売員と顧客の関係は、販売員から優しくは出来ても、顧客が優しくする事は殆ど無いのです。
店員さんに優しくする顧客がゼロとは言いませんが、とても少ないのはお分かりでしょう。
普段から、僕は優しくされたいではなく、どうしたら相手に優しさが伝わるだろうかと考えたいものです。
そして、愛されないと嘆くのではなく、自分が相手を愛していたかを改めて考え直したいものです。
そこで、思いやりという言葉を私は使用しています。
何しろ、思いやりの受動態の言葉が無いので(思いやりされたいという言葉はありませんね)受け身の願望にはならないわけです。
古今東西 世の中では、成功者は一部の人だけです。 多くの人は成功者ではありません。
幸せな人も 楽しんでいる人も、少ないです。
その訳は、思いやりが大きいか小さいか、その違いです。
思いやりを沢山与えられた人が、結局は幸せに成るのだ。そう私は信じています。
大切なあなたが 幸せでありますように。
相談屋さん カフェカウンセリング 横尾けいすけ
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参照:レジェンド石井裕之の「ダイナマイト モチベーション6ヶ月プログラム」
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