その29『 こちらの目を見てくれない顧客 』
- 2016/02/24
- 18:10
◎ ナンバー1 販売員に成るために
~ 潜在意識を利用した成功術 ~
お客さんには色々な方がいらっしゃいます。
商品の説明をしていても 全くこちらを見てくれない人、そういう方も居るのです。
あなたにも、経験があるのではないでしょうか。
相手の目を見て話す事は、コミュニケーションに於いて大切です。
販売員の皆さまには、是非そうであってほしいもの。
目を見て話せない人は、ぜひ改善したいところです。
なぜ相手の目を見る必要があるのかというと、言葉だけよりも 強く自分の想いが伝わるからです。
しかし、お客さんの方が 目を見て話さない方だった場合はどうでしょうか。
販売員であるあなたがどれだけ熱っぽく語っても、聞いているのかいないのか分かりづらい方。
こういう方を 相手しにくいタイプの顧客だと思う人も居るかもしれません。
しかし、私は逆にラッキーと感じます。
なぜなら、お客さんの視線の行方を知る事が出来やすいからです。
この『ナンバー1 販売員に成るために』のカテゴリーで、始めの頃に こんな話しをしました。
視線の先の商品こそが、その人の潜在意識が必要と感じている本当に欲する物。
それをつかみやすいわけです。
「このAという商品が良い」と口で言う分には、フツウの意識の欲求です。
フツウの意識では、もしかしたら販売価格を加味しているかもしれません。本当に欲しいのはBだけれど、Bは高いからAと言っているかもしれません。
また、本当は好みとは言えないけれど、世間の流行りだからAと言っているのかもしれません。
そして、それに当人も気付いていないことが多いのが、潜在意識の想いです。
もちろん、本当にAが欲しいのかもしれません。
その場合は、視線でも口頭でも「Aが良い」となっているはずです。
潜在意識の欲求か フツウの意識の欲求か、その判断材料にも視線の行く末を確認するのは大切です。
本当の欲求である潜在意識の欲する物を販売員が褒めることは、リピーター作りにもなるし、お客さんを喜ばせながらも高額商品を勧める力にもなります。
だから、目を見てくれないお客さんは、ラッキーだと思うのです。
◎ ◎ ◎
一方、販売員さんの方が 相手の目を見て話せない場合は、積極的に改善したいところです。
それでは販売員側の気持ちが伝わらず、販売成績に影響します。
そして、お客さんに不快感を与えてしまいます。
目を見て話せないというのは、とても損であり とても失礼な事だと認識して、ぜひ改善してください。
改善方法は、いきなり相手の目を見るのではなく、まずは相手の “おでこ”を見てみます。
相手と目を合わせるのが出来ない人は、まるで相手の眼力に引き込まれそうだという恐怖感があるのです。
だから、慣れるまでの期間は、無理に相手の目を見ようとせずに 目の少し上であるおでこを見ます。
相手の目を見ないでおでこを見ると、引き込まれそうな感じが無くなります。
そして、最初のうちは、それがお客さんにバレないのです。
お客さんは「この販売員は 人の目を見て話す人なのだな」と勘違いしてくれるのです。
しかも このテクニックには、もうひとつ利点が有ります。
それは、自分の目を大きくパッチリさせられるということです。
自分の視線を 相手の目ではなく おでこにすることで、視線は ほんの少し上を見ることになります。
相手の目とおでこでは ほんの少しの視線移動ですが、これだけで目は大きく見開くのです。
試してみてください。
なお、おでこを見るのを習慣化できたら、目を見るのにもチャレンジしましょう。
相手の目を見ると、自分の思いが強く伝わります。そして、印象が良くなります。
「自分には出来ない」という事は何もありません。
ただ単に、毎日やって 習慣化するだけのことです。
大切なあなたが 幸せでありますように。
相談屋さん カフェカウンセリング 横尾けいすけ
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参照:レジェンド石井裕之の「ダイナマイト モチベーション6ヶ月プログラム」
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