意志の強い人に成る
- 2016/04/21
- 20:00
熊本での頻発地震が起こってから、うつ気分の人が増えています。
それは現地で被災している人ではなく、熊本県外の人です。
報道番組やネットで情報を得て、影響を受けてしまうわけです。
特に民放テレビ局の報道は、視聴率を得るために過剰な演出をします。
取材したVTRも、自分たちが勝手に作ったシナリオに向いたものしか放送しません。
「全然問題ありませーん (^o^)」というような人のインタビューはカットされ、「どうしてよいのか困っています」という人のものだけを電波に乗せます。
ですから、報道番組は極端なものになるのです。
そういう片寄った情報に影響され、落ち込んでしまう人がいます。
そういう人に悪人はいません。 他人に優しい人だからこそ、影響を受けてしまうのです。
不幸だったり苦しんでいる人を見て 心苦しい気持ちになるのは、人間として正しいと思うのです。
しかし、心苦しい気持ちが高じて、自分が精神を害してしまわないようにしたいものです。
長くて一晩くらいなら、泣こうが 落ち込もうが 怒ろうが、そういう人間的感情が豊かであった方が素晴らしい。
しかし、翌朝までも同じ気持ちであったならば、積極的に自己を改善すべきです。
「かわいそう」という気持ちは良いのですが、それを繰り返し過ぎてしまうと 自分の精神を害してしまいます。
その理由は、潜在意識の恒常性にあります。
「かわいそうだ」という気持ちの繰り返しは、習慣化されます。
習慣化されたことは何度も起こらないと居心地が悪いため、潜在意識はかわいそうな状況を探します。
もし、かわいそうな状況が無い時には、仕方がないので “何事も悲観的に感ずる” という感情を引き起こします。
この “何事も悲しく感じる” というのは、うつ病の引き金です。
だからこそ、自分が翌朝までネガティブな様子だったら、積極的に自己改善をしなくてはなりません。
また、自分が悲しんでいたり苦しんでいたりすると、他人様を助けることは 全くできません。
助けるべき県外の人が、助けられないのは本末転倒です。
同情しても 気の毒に思っても、相手には何にもなりません。
苦しんでいる人は、助けを求めているのです。「同情してくれて嬉しい」という気持ちではないのです。
同情という優しさは、場合によっては迷惑なだけです。
社会人として必要なのは、優しさではなく 思いやりです。
だからこそ、自分が翌朝までネガティブな様子だったら、積極的に自己改善をしなくてはなりません。
究極のときこそ、冷静になり、マクロ的視野を持って思考しなければなりません。
その為に、自分で自分の人間性を高めるというセルフマネージメントは大切なのです。
大切なあなたが 幸せでありますように。
相談屋さん カフェカウンセリング 横尾けいすけ
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参照:レジェンド石井裕之の「ダイナマイト モチベーション6ヶ月プログラム」
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