悩む人と 改善する人
- 2017/04/20
- 19:40
不幸極まる人、或いは逆に 幸せでいっぱいの人に会うと、ある傾向に気がつきます。
それは、『不幸な人は 悩み事が多い人。 幸福な人は 悩み事が少ない人』だということです。
見方を変えて言えば、悩み事を自分で増やすと 不幸になります。
◎ ◎ ◎
とても不幸な人でも とても幸福な人でも、問題や課題の量は同じかもしれない。違うのは、悩み事の量。
誰にだって問題や課題はある。人間には問題や課題が常にあると言っても過言ではないかもしれない。
違うのは、それを悩み続けるかどうかだ。
自分が不幸だと思う人は、幸福そうな人や成功者だなと感じる人をよく見てみよう。その人は元気な笑顔でいるけれど、実は大きな問題や課題が必ずある。
社長の立場の人は成功者であり幸福に見えるけれど、銀行から大きな借り入れ金をしているかもしれない。或いは事業が成功しなかったら、たとえ悪い事を一切していなくとも株主総会でクビになり路頭に迷うかもしれない。それが不当解雇であっても経営者だと労働基準局は守ってくれない。自分で弁護士を雇い裁判所で戦わなくてはならない。
大金持ちの青年実業家とゴールインした女子は幸福そうに見えるけれど、問題や課題が無いわけではない。夫の会社が倒産したらそれでアウトだし、家族や自分が同じ犯罪や過ちを犯しても、世間の風当たりは成功者への方が強い。
一方、自分が不幸だと思う人も思わない人も、不幸な人を改めて見てみよう。
自分より不幸な人は、探さなくとも近くに沢山居る。
自分で「私は不幸だ」と言う人も居れば、「世の中が間違っているから私は不幸なのだ」と言う人も居る。
そして不幸な人に共通していえる事は、悩み続けているということ。
解決できない事や答えがない事を悩んでしまうから悩み続ける結果となる。
「僕は花子ちゃんが大好きだけど、花子ちゃんは僕を好きになってくれない。どうしよう!」という感じで悩む。しかし悩み続けただけは花子ちゃんは好きになってくれない。それに頑張って色々努力しても駄目な時は駄目。何故なら花子ちゃんには花子ちゃんの感情があるから。
こういうのが解決できない事。
義務教育を受けている子どもの頃、おそらく全ての人が「勉強しないで済む理由はないだろうか」と悩んだはず。しかし、幾ら悩んでも勉強しないでも良い理由は見つからない。なぜなら、そんな理由など日本には無いからだ。無い物を頑張って探しても絶対に見つからない。
多くの人は大人に成るまでに(早い人は子どものうちに)勉強しなくとも済む理由が無いのに気付き、悩むのを止める。悩むのを止めて、腹をくくって勉強する人も居れば 腹をくくって勉強するのを止める人も居る。そのどちらが良いかではなく、大切なのは答えの無いことを悩み続けないということ。
しかし、大人になっても不幸丸出しの人は、悩むのが習慣付いてしまっている。
大人になると学校に行かなくて良いから勉強しなくとも良い。だから念願だった悩み解決で、気分すっきりのはずなのに、また新たな悩みを見つけてしまう。
いや、正しく言うと、問題や課題を解決しようとしないで、悩みにしてしまっている。
悩みにするのが習慣付いてしまっているのだ。
◎ ◎ ◎
幸せに成りたい、成功したいと思うのならば、
問題や課題が生じたら、解決しようとすることです。
悩まないで、解決しようと決心することです。
強い決心のあと『にんまり笑顔』の口元のまま、それについて考えたり調べたりします。
或いは 人に相談します。
そうすると、悩み続ける人から解決する人に成れるのです。
問題や課題は誰にでもあります。
悩むのではなく、解決しようとする人でありたいですね。
大切なあなたが 幸せでありますように。
相談屋さん カフェカウンセリング 横尾けいすけ
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