映画『シュガー・ラッシュ:オンライン』と アメリカ人のプリンセス好き
- 2018/12/23
- 23:00
# シュガー・ラッシュ : オンライン # プリンセス Princess # アメリカ人の嗜好
# ありがたい皇室

映画『シュガー・ラッシュ:オンライン』
先日から公開された『シュガー・ラッシュ:オンライン』私も早く観たいと思っています。
2012年公開の『シュガー・ラッシュ』も楽しいものでしたが、今回はなんとディズニープリンセス 14名が総出演とのこと! これは驚きます。
(この映画のヒロインであるヴァネロペもプリンセスとのことですので、15名になるでしょうか?)
参考:「ネタバレ注意『シュガー・ラッシュ:オンライン』出演プリンセス14人 完全ガイド」
* * *
昔からアメリカ人は王室が大好きです。 正確には王室に憧れています。 それは自国に王室がないためです。
日本やイギリスなどと違って、アメリカには始めから王室も皇室もないのです。
共産主義国は別ですが、自由主義で王室がないアメリカのような国は、大なり小なり王室に憧れを持っています。
そういう国民性も手伝って、ディズニー映画には Princessが頻繁に出場します。
アメリカ人の女の子は、日本やイギリスの女の子以上に Princessが好きなようです。
なんせ、ディズニー映画での作品数が14を超えるのですから、Princess人気の高さが伺い知れます。
* * *
ところで、アメリカ人は “王室の女性なら皆 Princess” としてしまっているのかもしれませんが、我々日本人には皇室があるのですから もう少し詳しく知識を得ておきたいものです。
つまり、英訳する際には Princessとしていますが、正しい日本語には『内親王』『親王妃』『女王』がありますので、しっかり覚えておきたいものです。
というのは、戦後のマスコミが間違った文章表現をしているからです。
例えば、“佳子さま”というような表現は、戦後に 話し言葉でのみ許されるようになりました。
ですから、新聞などの文章表現では、せめて『佳子内親王』、本当は『秋篠宮文仁親王第二王女子』と記載しないと恥ずかしいのです。
話し言葉で “○○さま”が許されたのには 理由があります。 戦後に『開かれた皇室を』と昭和天皇がお考えいただき、日本国民にお親しくしていただいた一環で “○○さま”が許されたわけです。
例えば、佳子内親王に対して、国民が日の丸を振って崇めるときに「佳子さま〜!」と言いたいわけです。「佳子内親王〜!」ではどうかというわけで、“○○さま”が可能になったのです。
(おそらく、「美智子さま〜」が始まりだったと思われます)
あくまで、民衆が呼びやすいための言葉ですから、プロであるテレビ局のアナウンサーも「皇后が ー」と言ってほしいもの。
ましてや新聞各社が自主規制で「○○さま」という記載を可能にしているのは、文章のプロとして幼稚過ぎます。
・ ・ ・
現在の皇室典範には、皇族の女子を以下の範囲としています。
皇后(こうごう:Empress)【天皇の正妃】
太皇太后(たいこうたいごう:Grand Empress Dowager)【先々代の天皇の皇后】
皇太后(こうたいごう:Empress Dowager)【先代の天皇の皇后】
親王妃(しんのうひ:Princess)【親王の妃、またはその身位の女子】
内親王(ないしんのう:Princess)【皇族の女子】
女王(じょおう:Princess)【皇族の女子】
なお、現行の皇室典範では、天皇からみて直系であり 二親等以内が内親王、三親等以遠が女王であります。
こう見ると、まず、皇后はEmpressであり Princessでないことに気付きます。
なぜかと言うと、天皇は皇帝(Emperor)であり 王ではないからです。
ですから、平成30年現在に於いての皇室での Princessは、以下の12名です。 意外と少ないですね。
親王妃 6名 内親王 3名 女王 3名
* * *
現在の皇室よりも ディズニープリンセスの方が多いのには驚きましたが、こちらも皇室典範の基準で分類するとすれば 以下のようになります。
【 親王妃 】
・シンデレラ 『シンデレラ』
・アリエル 『リトル・マーメイド』
【内親王 もしくは 女王】
・白雪姫 『白雪姫』
・オーロラ 『眠れる森の美女』
・ベル 『美女と野獣』
・ジャスミン 『アラジン』
・ティアナ 『プリンセスと魔法のキス』
・ラプンツェル 『塔の上のラプンツェル』
・メリダ 『メリダとおそろしの森』
・アナ 『アナと雪の女王』
・エルサ 『アナと雪の女王』(ただし Queenです)
また、『モアナと伝説の海』のモアナは 村長の娘、 『ポカホンタス』のポカホンタスは 酋長の娘ですので、正確には Princessではありません。
そして、『ムーラン』のムーランは 生まれも嫁ぎ先も王室ではありません。
正確なディズニープリンセスは、親王妃が2名 内親王もしくは女王が8名 Queenが1名となるでしょうか。
# ありがたい皇室

映画『シュガー・ラッシュ:オンライン』
先日から公開された『シュガー・ラッシュ:オンライン』私も早く観たいと思っています。
2012年公開の『シュガー・ラッシュ』も楽しいものでしたが、今回はなんとディズニープリンセス 14名が総出演とのこと! これは驚きます。
(この映画のヒロインであるヴァネロペもプリンセスとのことですので、15名になるでしょうか?)
参考:「ネタバレ注意『シュガー・ラッシュ:オンライン』出演プリンセス14人 完全ガイド」
* * *
昔からアメリカ人は王室が大好きです。 正確には王室に憧れています。 それは自国に王室がないためです。
日本やイギリスなどと違って、アメリカには始めから王室も皇室もないのです。
共産主義国は別ですが、自由主義で王室がないアメリカのような国は、大なり小なり王室に憧れを持っています。
そういう国民性も手伝って、ディズニー映画には Princessが頻繁に出場します。
アメリカ人の女の子は、日本やイギリスの女の子以上に Princessが好きなようです。
なんせ、ディズニー映画での作品数が14を超えるのですから、Princess人気の高さが伺い知れます。
* * *
ところで、アメリカ人は “王室の女性なら皆 Princess” としてしまっているのかもしれませんが、我々日本人には皇室があるのですから もう少し詳しく知識を得ておきたいものです。
つまり、英訳する際には Princessとしていますが、正しい日本語には『内親王』『親王妃』『女王』がありますので、しっかり覚えておきたいものです。
というのは、戦後のマスコミが間違った文章表現をしているからです。
例えば、“佳子さま”というような表現は、戦後に 話し言葉でのみ許されるようになりました。
ですから、新聞などの文章表現では、せめて『佳子内親王』、本当は『秋篠宮文仁親王第二王女子』と記載しないと恥ずかしいのです。
話し言葉で “○○さま”が許されたのには 理由があります。 戦後に『開かれた皇室を』と昭和天皇がお考えいただき、日本国民にお親しくしていただいた一環で “○○さま”が許されたわけです。
例えば、佳子内親王に対して、国民が日の丸を振って崇めるときに「佳子さま〜!」と言いたいわけです。「佳子内親王〜!」ではどうかというわけで、“○○さま”が可能になったのです。
(おそらく、「美智子さま〜」が始まりだったと思われます)
あくまで、民衆が呼びやすいための言葉ですから、プロであるテレビ局のアナウンサーも「皇后が ー」と言ってほしいもの。
ましてや新聞各社が自主規制で「○○さま」という記載を可能にしているのは、文章のプロとして幼稚過ぎます。
・ ・ ・
現在の皇室典範には、皇族の女子を以下の範囲としています。
皇后(こうごう:Empress)【天皇の正妃】
太皇太后(たいこうたいごう:Grand Empress Dowager)【先々代の天皇の皇后】
皇太后(こうたいごう:Empress Dowager)【先代の天皇の皇后】
親王妃(しんのうひ:Princess)【親王の妃、またはその身位の女子】
内親王(ないしんのう:Princess)【皇族の女子】
女王(じょおう:Princess)【皇族の女子】
なお、現行の皇室典範では、天皇からみて直系であり 二親等以内が内親王、三親等以遠が女王であります。
こう見ると、まず、皇后はEmpressであり Princessでないことに気付きます。
なぜかと言うと、天皇は皇帝(Emperor)であり 王ではないからです。
ですから、平成30年現在に於いての皇室での Princessは、以下の12名です。 意外と少ないですね。
親王妃 6名 内親王 3名 女王 3名
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現在の皇室よりも ディズニープリンセスの方が多いのには驚きましたが、こちらも皇室典範の基準で分類するとすれば 以下のようになります。
【 親王妃 】
・シンデレラ 『シンデレラ』
・アリエル 『リトル・マーメイド』
【内親王 もしくは 女王】
・白雪姫 『白雪姫』
・オーロラ 『眠れる森の美女』
・ベル 『美女と野獣』
・ジャスミン 『アラジン』
・ティアナ 『プリンセスと魔法のキス』
・ラプンツェル 『塔の上のラプンツェル』
・メリダ 『メリダとおそろしの森』
・アナ 『アナと雪の女王』
・エルサ 『アナと雪の女王』(ただし Queenです)
また、『モアナと伝説の海』のモアナは 村長の娘、 『ポカホンタス』のポカホンタスは 酋長の娘ですので、正確には Princessではありません。
そして、『ムーラン』のムーランは 生まれも嫁ぎ先も王室ではありません。
正確なディズニープリンセスは、親王妃が2名 内親王もしくは女王が8名 Queenが1名となるでしょうか。
大切なあなたが 幸せでありますように。
相談屋さん カフェカウンセリング 横尾けいすけ
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