小池百合子さんから 世渡り上手を学ぼう(笑)
- 2020/07/02
- 00:00
# 小池百合子 # 新型コロナウイルス # 感染症 # 自粛
【 はじめに 】
なぜなのか明確な理由は分かりませんが、多くの市民が 特定の候補者を猛烈に非難すると、その候補者がかえって得票を伸ばしたり 場合によっては当選したりしがちです。
その最近の例が 米国でのトランプ大統領就任。 米国内でも大批判の的だった彼、内外の情報筋さえトランプさんの負けを確信していたのにも関わらず、結果は “悪役 トランプ”が堂々大統領となりました。
だからこそ私は、この選挙期間中に小池百合子氏を非難するのは得策ではないと思って、黙っておりました。
しかし昨日発表された『東京都の新指標』、つまり どういう基準をクリアしたら 今でも規制されている大規模イベントなどが可能にするかなどの判断の指標、その大改正には、驚きを隠せませんでした。あるいは 開いた口が塞がりませんでした。
そして 暴君丸出しの “女帝都政”が今後4年間も続くのかと思うと、もう貝になってはいられません。
【 女帝は7月からの第二章で大暴れする 】
さて、東京アラートとは一体何なのか。 これは休業要請の解除指標です。(6月上旬までのそういう指標でした)
つまり、緊急事態宣言が解除された後、一気に全ての施設やイベントを可能にしてしまうと 新型コロナウイルスの患者数が爆発的に増えてしまうのではないかという恐怖心から、小さな密から解除して、段階的に大きなを開催を可能にしようという政治判断でした。『居酒屋の営業時間を通常の深夜零時に戻すのは感染者数何十名以下になったら』とか、あるいは『感染者数何十名以下が何日続いたら大規模イベントも可能にする』とか。
ところが、6月に入ると 都民の患者数は連日の2ケタ台まで増えてしまいました。 5月の緊急事態宣言期間よりも患者数が増えてしまって “女帝”は困ったわけです。 自ら作った決まりでは 段階的解除が出来なくなって困ったわけです。逆に、理屈では また閉店してもらう流れになってきたので困ったわけです。 なぜ困るかと言うと、7月の都知事選で再選したいから。 都民の命を守るために困ったのでなく、再度 都民を家に封じ込めると自分が再選できなくなりそうだから困ったわけです。
現役が再選するには、投票者に好印象が必要。今回の小池氏の場合は都民に嫌われる政を避けたい訳です。 感染多発の場とされているホストクラブを営業停止にしないのも 都民のご機嫌を取りたいから。 ホスト好きの都民はそれほど多くはないようですが、小さな火種が大火事になることは有り得るので、選挙前のこの時期に、ブチ切れたホストやロックンローラーがゲリラライブを渋谷で行われても面倒なわけです。 鬱憤が溜まっている人は大勢いるので。
それでなくとも政治能力の幼い彼女です。 演説で人を引き寄せる事も 政治議論で反体制派を丸め込む事も全くダメな彼女は、投票者に嫌われて落選しないために、自粛解除のステップを緩めたくないわけです。
私も同じように無能な者ですから、彼女の気持ちはよく分かります。 能力に劣る人は、才能溢れる人と同じようにやっていても必ず負けます。
例えば、本当に歌が上手い歌手というのは、マイクの前で踊らなくても 人を魅了する歌唱ができます。 でも 歌が上手くないアイドル歌手が売れるには、ただ突っ立って歌えば良いものではなく、踊ったり 肌を露出させたりしないとならないわけです。
政治家も同じで、民主主義における政治能力、つまり統制力や説得力、そして大多数を魅了する力に欠けている人が政治家を続けるには、政治能力に溢れる人と同じ事を真面目にやっていてもダメなのです。
彼女は 国政をしていた昭和の頃から、己の無力さを理解していたご様子。 自分が能力に欠けていれば、その時代での強い政党に属するのが無能政治家の鉄則。 一番 オイシイ方法は比例代表に入れてもらえる政党に入ることで、彼女が始めて立候補したのも 細川護熙氏率いる日本新党でのことでした。 そして日本新党の参議院比例区として当選。
翌年には衆議院議員に鞍替え。 演説が下手でも 議論がダメでも 政治能力がなくとも、その時代にノッている政党に属するのが世渡り上手の鉄則です。
さらに世渡り上手は、仁義など捨てることです。 沈む船にはお構いなし。 細川政権が崩壊すると さっさと新進党に入党。小沢一郎氏の側近となりました。小沢氏が自由党を立ち上げると またくっついて離党。そして再選。 しかし “小沢号”が沈む臭いを感じると、さっさと保守党結党に参加。 というのも束の間で、元気を取り戻しつつあった自民党に入党。 自民党では森派を選んで、上手に小泉内閣で環境大臣。 その後の安倍内閣では内閣補佐官や防衛大臣に恵まれる。当時の防衛大臣は何もしない立場、余計な事を言わないのが良しとされた時代だったから、女性というイメージも手伝って重宝された。
このように、能力に欠ける人は 強い者に引っ付くのが重要。 そして 仁義も無く、ダメになったヤツからはさっさとサヨナラするのが大切。 そのポイントさえ押さえて、そして他人の失敗に付け込むチャンスを見逃さなければ、やがて都知事まで登り詰められる。(彼女の場合は 舛添さんの大失敗があってこその当選でした)
そんな世渡り上手な彼女も 都知事に成ってからは ちょっと調子を崩した。 首長になると乗る船がないからだ。 今までは 政治のプロに馬乗りして 失敗するとそいつのせいにしていたが、首長になるとそれができない。 今までのように「船がダメなので失敗した」と言えなくなって困った彼女は 都議会議員の大御所や 石原前都知事を批判して急場を凌ぐ。 乗っていない船を批判する姿は滑稽だったが、長年のマウンティング癖は収まらない。
それは無能がばれる瞬間だったのだが、偉大なる政治家 石原慎太郎先生を “弾劾裁判”しようとした愚かな事実は、都議会議員をビビらせる結果をもたらした。 鷹派の石原慎太郎先生もこの時には老いてしまって 彼女には好都合だったから、老兵イジメも容易だった。 結局は能力の高い石原先生がボケたふりして議論を避けたため、彼女は勝ったと勘違いして「あの石原をも倒したぞ」と言わんばかりに都議会議員全員を黙らせた。 まるで豊臣秀吉のようだ。(あるいは徳川家康か)
そういう過去の話は兎も角として『東京都の新指標』には驚いた。
感染者数や入院患者数が増えようと(言葉にしていないが死亡者数がどうであろうと)総合的に判断するから、数値は直接の決断にしないというのだ。
なるほど、たしかに現代の医療では 個々のデータは病気の判断にしない。
例えば 血液検査をして、ひとつの数値が高かったとしても、医師は総合的に判断して「これは気にする必要はありませんよ」とか言ったりする。 しかし それは 膨大な臨床データがあっての判断だ。
新型コロナは新型なので、誰も臨床データを持っていない。 当たり前のこと。
だから、新型コロナに関する専門家など居ないのが事実なのだ。
『存在しないはずの専門家』の意見を聴いて判断するというのが、第一の意味不明な政。
その失敗はもう安倍政権がやっている。
ところで、専門家というのは気をつけた方が良い。 専門家は自分の専門分野を貫くことしか考えない癖があるから。
例えば、専門家会議に感染症医療の専門医師を集めると、感染予防に特化してしまい 弱気な予測しかしなくなる。「何とかディスタンスを3m以上開けましょう」とか言うけれど、そんなことで電車に乗れない。「居酒屋の閉店時間を早めましょう」とか専門家は言うけれど、たしかに 閉店を1時間早めれば感染者数は少なくなるのは事実だろうけど、そんな作戦でコロナに勝てるわけがない。永遠とウイルスは無くならないのが事実という医学的常識を度外視した専門家の意見など相手にしない方が良い。
でも「(自分が任命した)専門家の意見を聞いて判断する」というのは、暴君政治としては常套手段なのだ。 専門家から何を言われても、結局は自分の決断が成せるから。 ついでに都議会も黙らせているのだから、女帝をやり放題なのだ。
ここに数値の規制があったならば、自制も効く。 感染者数が何十人を超えたからどうだとか、自制も効くし 都民や都議会議員の突っ込みもできる。
しかし「規制解除の権限は 私独りが持っている」という環境を作られると、暴君丸出しだと言うことになるのだ。
今度の都知事選、投票率は下がりそうだが、それでも現役の彼女が当選しそうだ。
しかし、当選後の暴君政治には気をつけた方が良い。 彼女の関心がない夜の繁華街は閉店され、生かさず殺さずのためにスーパーマーケットだけが運営され、学校は9月まで休みにされ、日本国民皆無力化。 民衆が無気力になれば、無能な政治家がのさばれるのだから そのチャンスを彼女が見逃すはずがないのだ。
* * *
僕はカウンセラーとして、クダラナイ綺麗事を言いたくない。
だから、小池さんのような世渡り上手を学んでほしいと思うのだ。
・・・でも、彼女のような人生で良いわけないと思う人、そういう人こそが本当の人だと感想します。
人たるもの、他の動物のように 利己的な快楽だけに溺れたくないもの。
利他の心を忘れずにいれば、世渡り上手に成っても あの彼女のようにはならないと思うのだが。
keisuke450@icloud.com
【 はじめに 】
なぜなのか明確な理由は分かりませんが、多くの市民が 特定の候補者を猛烈に非難すると、その候補者がかえって得票を伸ばしたり 場合によっては当選したりしがちです。
その最近の例が 米国でのトランプ大統領就任。 米国内でも大批判の的だった彼、内外の情報筋さえトランプさんの負けを確信していたのにも関わらず、結果は “悪役 トランプ”が堂々大統領となりました。
だからこそ私は、この選挙期間中に小池百合子氏を非難するのは得策ではないと思って、黙っておりました。
しかし昨日発表された『東京都の新指標』、つまり どういう基準をクリアしたら 今でも規制されている大規模イベントなどが可能にするかなどの判断の指標、その大改正には、驚きを隠せませんでした。あるいは 開いた口が塞がりませんでした。
そして 暴君丸出しの “女帝都政”が今後4年間も続くのかと思うと、もう貝になってはいられません。
【 女帝は7月からの第二章で大暴れする 】
さて、東京アラートとは一体何なのか。 これは休業要請の解除指標です。(6月上旬までのそういう指標でした)
つまり、緊急事態宣言が解除された後、一気に全ての施設やイベントを可能にしてしまうと 新型コロナウイルスの患者数が爆発的に増えてしまうのではないかという恐怖心から、小さな密から解除して、段階的に大きなを開催を可能にしようという政治判断でした。『居酒屋の営業時間を通常の深夜零時に戻すのは感染者数何十名以下になったら』とか、あるいは『感染者数何十名以下が何日続いたら大規模イベントも可能にする』とか。
ところが、6月に入ると 都民の患者数は連日の2ケタ台まで増えてしまいました。 5月の緊急事態宣言期間よりも患者数が増えてしまって “女帝”は困ったわけです。 自ら作った決まりでは 段階的解除が出来なくなって困ったわけです。逆に、理屈では また閉店してもらう流れになってきたので困ったわけです。 なぜ困るかと言うと、7月の都知事選で再選したいから。 都民の命を守るために困ったのでなく、再度 都民を家に封じ込めると自分が再選できなくなりそうだから困ったわけです。
現役が再選するには、投票者に好印象が必要。今回の小池氏の場合は都民に嫌われる政を避けたい訳です。 感染多発の場とされているホストクラブを営業停止にしないのも 都民のご機嫌を取りたいから。 ホスト好きの都民はそれほど多くはないようですが、小さな火種が大火事になることは有り得るので、選挙前のこの時期に、ブチ切れたホストやロックンローラーがゲリラライブを渋谷で行われても面倒なわけです。 鬱憤が溜まっている人は大勢いるので。
それでなくとも政治能力の幼い彼女です。 演説で人を引き寄せる事も 政治議論で反体制派を丸め込む事も全くダメな彼女は、投票者に嫌われて落選しないために、自粛解除のステップを緩めたくないわけです。
私も同じように無能な者ですから、彼女の気持ちはよく分かります。 能力に劣る人は、才能溢れる人と同じようにやっていても必ず負けます。
例えば、本当に歌が上手い歌手というのは、マイクの前で踊らなくても 人を魅了する歌唱ができます。 でも 歌が上手くないアイドル歌手が売れるには、ただ突っ立って歌えば良いものではなく、踊ったり 肌を露出させたりしないとならないわけです。
政治家も同じで、民主主義における政治能力、つまり統制力や説得力、そして大多数を魅了する力に欠けている人が政治家を続けるには、政治能力に溢れる人と同じ事を真面目にやっていてもダメなのです。
彼女は 国政をしていた昭和の頃から、己の無力さを理解していたご様子。 自分が能力に欠けていれば、その時代での強い政党に属するのが無能政治家の鉄則。 一番 オイシイ方法は比例代表に入れてもらえる政党に入ることで、彼女が始めて立候補したのも 細川護熙氏率いる日本新党でのことでした。 そして日本新党の参議院比例区として当選。
翌年には衆議院議員に鞍替え。 演説が下手でも 議論がダメでも 政治能力がなくとも、その時代にノッている政党に属するのが世渡り上手の鉄則です。
さらに世渡り上手は、仁義など捨てることです。 沈む船にはお構いなし。 細川政権が崩壊すると さっさと新進党に入党。小沢一郎氏の側近となりました。小沢氏が自由党を立ち上げると またくっついて離党。そして再選。 しかし “小沢号”が沈む臭いを感じると、さっさと保守党結党に参加。 というのも束の間で、元気を取り戻しつつあった自民党に入党。 自民党では森派を選んで、上手に小泉内閣で環境大臣。 その後の安倍内閣では内閣補佐官や防衛大臣に恵まれる。当時の防衛大臣は何もしない立場、余計な事を言わないのが良しとされた時代だったから、女性というイメージも手伝って重宝された。
このように、能力に欠ける人は 強い者に引っ付くのが重要。 そして 仁義も無く、ダメになったヤツからはさっさとサヨナラするのが大切。 そのポイントさえ押さえて、そして他人の失敗に付け込むチャンスを見逃さなければ、やがて都知事まで登り詰められる。(彼女の場合は 舛添さんの大失敗があってこその当選でした)
そんな世渡り上手な彼女も 都知事に成ってからは ちょっと調子を崩した。 首長になると乗る船がないからだ。 今までは 政治のプロに馬乗りして 失敗するとそいつのせいにしていたが、首長になるとそれができない。 今までのように「船がダメなので失敗した」と言えなくなって困った彼女は 都議会議員の大御所や 石原前都知事を批判して急場を凌ぐ。 乗っていない船を批判する姿は滑稽だったが、長年のマウンティング癖は収まらない。
それは無能がばれる瞬間だったのだが、偉大なる政治家 石原慎太郎先生を “弾劾裁判”しようとした愚かな事実は、都議会議員をビビらせる結果をもたらした。 鷹派の石原慎太郎先生もこの時には老いてしまって 彼女には好都合だったから、老兵イジメも容易だった。 結局は能力の高い石原先生がボケたふりして議論を避けたため、彼女は勝ったと勘違いして「あの石原をも倒したぞ」と言わんばかりに都議会議員全員を黙らせた。 まるで豊臣秀吉のようだ。(あるいは徳川家康か)
そういう過去の話は兎も角として『東京都の新指標』には驚いた。
感染者数や入院患者数が増えようと(言葉にしていないが死亡者数がどうであろうと)総合的に判断するから、数値は直接の決断にしないというのだ。
なるほど、たしかに現代の医療では 個々のデータは病気の判断にしない。
例えば 血液検査をして、ひとつの数値が高かったとしても、医師は総合的に判断して「これは気にする必要はありませんよ」とか言ったりする。 しかし それは 膨大な臨床データがあっての判断だ。
新型コロナは新型なので、誰も臨床データを持っていない。 当たり前のこと。
だから、新型コロナに関する専門家など居ないのが事実なのだ。
『存在しないはずの専門家』の意見を聴いて判断するというのが、第一の意味不明な政。
その失敗はもう安倍政権がやっている。
ところで、専門家というのは気をつけた方が良い。 専門家は自分の専門分野を貫くことしか考えない癖があるから。
例えば、専門家会議に感染症医療の専門医師を集めると、感染予防に特化してしまい 弱気な予測しかしなくなる。「何とかディスタンスを3m以上開けましょう」とか言うけれど、そんなことで電車に乗れない。「居酒屋の閉店時間を早めましょう」とか専門家は言うけれど、たしかに 閉店を1時間早めれば感染者数は少なくなるのは事実だろうけど、そんな作戦でコロナに勝てるわけがない。永遠とウイルスは無くならないのが事実という医学的常識を度外視した専門家の意見など相手にしない方が良い。
でも「(自分が任命した)専門家の意見を聞いて判断する」というのは、暴君政治としては常套手段なのだ。 専門家から何を言われても、結局は自分の決断が成せるから。 ついでに都議会も黙らせているのだから、女帝をやり放題なのだ。
ここに数値の規制があったならば、自制も効く。 感染者数が何十人を超えたからどうだとか、自制も効くし 都民や都議会議員の突っ込みもできる。
しかし「規制解除の権限は 私独りが持っている」という環境を作られると、暴君丸出しだと言うことになるのだ。
今度の都知事選、投票率は下がりそうだが、それでも現役の彼女が当選しそうだ。
しかし、当選後の暴君政治には気をつけた方が良い。 彼女の関心がない夜の繁華街は閉店され、生かさず殺さずのためにスーパーマーケットだけが運営され、学校は9月まで休みにされ、日本国民皆無力化。 民衆が無気力になれば、無能な政治家がのさばれるのだから そのチャンスを彼女が見逃すはずがないのだ。
* * *
僕はカウンセラーとして、クダラナイ綺麗事を言いたくない。
だから、小池さんのような世渡り上手を学んでほしいと思うのだ。
・・・でも、彼女のような人生で良いわけないと思う人、そういう人こそが本当の人だと感想します。
人たるもの、他の動物のように 利己的な快楽だけに溺れたくないもの。
利他の心を忘れずにいれば、世渡り上手に成っても あの彼女のようにはならないと思うのだが。
keisuke450@icloud.com
大切なあなたが 幸せでありますように。
相談屋さん カフェカウンセリング 横尾けいすけ
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