起業しようとする人に
- 2020/07/19
- 22:00
# 起業 # 独立 # 脱サラ # 成功
起業で成功するためには『自分の強み』を発揮することが大切です。
そのために 多くのコンサルタント(指導 助言者)は、クライアント(依頼人 相談者)に「あなたの強みは何ですか」と問いかけ、その答えをクライアントの販売品に推奨して 成功に導こうとします。 これは正しい導きと言えます。
なぜなら「今 売れている物、つまり流行りのそれを安価で売れば、成功するのではないか」という間違った素人考えを否定するからです。
流行している物やスタイルを しかも他者より安価で売れば、顧客の食いつきは良いかもしれませんが、もしその販売品やスタイルが 自分にとっての強みでないならば、必ずや強みにしている人に何時かは負けるからです。
例を挙げれば、最近だと すた丼。スタミナどんぶりの略であるすた丼は、主に東京多摩地区の中央線沿線で長年親しまれた 見た目が大盛りの豚肉どんぶりです。 すた丼が国立や国分寺で流行っているからと真似をして、町田あたりで ただソックリのお店を出店しても 大抵は3年弱で閑古鳥となります。 なぜなら 来る客が「すた丼は流行りものだから」という理由で行列してでも食べに来るから。裏を返せば流行りが廃れば、いくら安くても食べないのです。
なぜでしょうか。なぜ、国立や国分寺の老舗すた丼店は流行りに左右されず、町田のすた丼店は流行りの影響を受けるのでしょうか。
その理由のひとつは味なのかもしれません。秘伝の味が 町田のすた丼店には無かったのかもしれません。
しかし、本当の理由は「それが流行っているからそれを開業した」という事だと思うのです。 流行りものに飛び付いたら、流行りが廃ればダメになるのは当然です。なんせ、顧客も 流行りものでSNSに投稿したらウケるかもと思って食べに来るわけですから。 心底食べたくてお店に来ていたわけではないのですから。
「では、どうすれば良かったのですか。すた丼でなくて何の飲食店をすれば良かったのですか」と問われたら、賢明なコンサルタントだったら こう答えるでしょう。「開業前にも言いましたが『あなたの強みは何ですか』」そして「もし あなたに強みがないのならば、何をやってもダメですよ」「すた丼屋で失敗した原因は、あなたにすた丼での強みが弱かったからです。国立や国分寺のお店の店主はすた丼での強みがあったからです」
・ ・ ・
実際には、それが強みでなくとも それが流行っていれば それに飛び付いて成功する会社も実在します。 しかしその会社は老舗であったり絶対的に資金力があることが条件です。 老舗ならば(この場合なら飲食業の老舗ならば)消費者に信頼があるから新しい商売でも成功しやすいのです。「老舗が出す味ならば それが正解だろう」という錯覚が消費者の気持ちに構築されていれば、流行りの一定期間は客数を稼げます。 そして「流行りが廃れば廃業して さっさと次の流行り商品に」という戦略も資金力がある大手会社なら可能なのです。 銀行も大手なら 比較的容易に出資してくれますし。極端なことを言えば、返済のあてがあるならば銀行は金を貸してくれます。 大手企業ではない個人事業主は 大抵は資金がそれほどないので、流行りものを次から次と追いかける “体力”がないのです。
・ ・ ・
個人事業主、つまりチャレンジャーが 流行りものを売ってもダメな理由は、顧客も販売者も流行りものだからという意識が強いから。 もしその流行りが100年続けば その流行りもの販売で生活できるけれども、100年続く流行りというのは結果として伝統となり始めるのです。流行りものが100年続けば、それは伝統です。流行りものではなくなります。
つまり 流行りものを追いかけると、その廃れに影響され自分の商売も廃れるのは当然です。 大企業が 流行りが廃れてもへっちゃらな理由は、他の部門で稼いだり さらなる新規事業でも銀行が出資してくれるからです。
* * *
『自分が “本当に”したいこと』が見つからないのならば、独立などしないほうが良い。「自分がしたいこと」ではなく「本当にしたいこと」が明確でないのならば、それが見つかるまでは勤め人でいた方が無難だ。
逆に『自分が本当にしたいこと』が見つかったと心底感じたのならば、たとえそれが売れそうにないと思われる物でも ヒットする可能性は大いにある。 親子丼の流行りは明治時代にちょっとあっただけだったけれども 今でも日本橋人形町の親子丼は毎日大盛況だ。 流行りになんか影響されない。(逆に 流行りがなかったのが長続きの理由かもしれない)
また、なんでもないボールペン一本を相手に売る手段を知りたければ、アメリカのコメディー映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』を慎重に観てみるのも良いだろう。
これはジョーダン・ロス・ベルフォートの回想録だった書籍を映画化したものだが、証券会社を始める時に 株式について全く知識のない知り合いを職員として採用するシーンで使われている。「このボールペンを売るにはどうしたら良いか?」
その答えは映画を観てもらいたいのだが、要は 自分が本当にボールペンを売りたいのならば、そして本当にボールペンを必要としている人を見つけられたら、そのボールペンは必ず売れるのだ。逆に ボールペンは持っているという人にボールペンを売ろうとしても困難なのだ。 ボールペンのインクが無くなるまで数年待たなくてはならないから。
こう言うと絶望的に聞こえるでしょう。でも(繰り返しになるが)自分が本当に気に入ったボールペンで 多くの人に是非使ってもらいたいという思いがあって、しかも 今本当にボールペンが欲しい人を見つけられれば、あるいはそういう人を創れば、そのボールペンは必ず売れる。だって、ボールペンが欲しい人がいるのだから。適正な価格ならば買うでしょう。
ここで大切なのは、ボールペンを売りたいという “本気度”と、本当に必要としている人を探すこと。
「何でもないボールペンを本当に必要としている近未来の顧客が どれだけ居るのか?」と心配になるものだが、今はインターネット販売が可能になっている時代だ。前世紀の常識など捨て去って思考したいものだ。
つまり、自分の身の回りに「ボールペンを買わなくては」という人が 100人のうち1人居れば、あるいは「ボールペンは要りませんか?」と路上販売してみて 99人に要らないと言われても1人が「ちょうど欲しかった」と言うのならば、ネットで10万人にアピールすれば 1,000本売れるはずなのだ。1,000人が何でもないボールペンを欲しているはずなのだ。
勿論、これは卓上での計算であり 想像話しでしかないのだけれども、SNSを上手に活用すれば 10万人にアピールすることは不可能ではないし、10万人の中にはボールペンを欲している人が 1,000人くらい居ても不思議ではない。
確かに 何でもないボールペンよりも お洒落なボールペンの方が売りやすいのは事実だけれども、例え何でもないボールペンでも必要としている人を見つけられれば(あるいは そういう顧客を自分が創れば)商売は可能になるということだ。
ちなみに、20世紀に大成功したジョーダン・ベルフォートは、何でもないボールペンのような 中小企業の株式を売るために、つまりそういうものを欲している人を見つけるために、電話を掛けまくった。電話を掛けまくって、ジョーダンが言うクソみたいな株式を欲しがる人を見つけた。あるいは詐欺まがいの話術でその気にさせた。 今は詐欺まがいな事をしなくても 真面目に推奨品をアピールしても非常に多くの人に伝えることが出来るのだから、自分が本気ならば、それを欲しい人は必ず見つかる。
だから、流行りの商品か否かなど気にしないことだ。
* * *
『自分が本当にしたいことをしよう』という事を理解できたならば、その次のハードルは『自分の本当の強み』となる。
本当の強みを発揮できる土俵でないと何時かは大抵負ける。
例えば、相撲がそれなりに得意な人が大相撲という土俵で勝負して、それなりに活躍できるかもしれないが、まず優勝できない。なぜなら 相撲を本当の強みにしている関取が沢山いるから。その上には大関や横綱が居るから。
相撲が本当の強みでないのならば、相撲の土俵では勝負しない方が良い。 他の格闘技に転向して 勝負する土俵を変えたり、あるいは相撲評論家という道もある。
相撲の場合はやってみないと分からないから、まずはやってみて数年後に親方と相談の上考えるわけだけれど、商売の場合はスタート時点から考えたいもの。
先ほど「大手企業には、個人事業主は勝てない」というような文を書いたが『大手が持っていないけれど 自分には在る強み』が見つかれば、それこそが本当の強みとも言える。何故なら、数ある大手企業がやっていない事ならば、あるいは何かしらのしがらみがあって出来ない事ならば、その事やそういう商品を欲している人が必ずいるから。
* * *
近未来、つまり 来年や再来年あたりには、あなたの販売品を待っている人が10万人居るかもしれません。
いや、あなたのお店と世界がインターネットで繋がっているこの時代です。 数年後には、あなたの登場を待ち焦がれて居る人が世界中に数億人居るかもしれません。
そういう良い意味での妄想をたくましくして、積極的に『自分の本当の強み』を探したいものです。
もし必死で探しても『自分の本当の強み』や『大企業には出来ないけれど自分には出来るもの』が見つからないのならば、是非 私の相談屋さんにご依頼ください。
必死で自分の強みを探そうとする人ならば、必ず強みはあるはずです。あなたがそういう人ならば、私はあなたの強みを必ず見つける自信があります。
起業で成功するためには『自分の強み』を発揮することが大切です。
そのために 多くのコンサルタント(指導 助言者)は、クライアント(依頼人 相談者)に「あなたの強みは何ですか」と問いかけ、その答えをクライアントの販売品に推奨して 成功に導こうとします。 これは正しい導きと言えます。
なぜなら「今 売れている物、つまり流行りのそれを安価で売れば、成功するのではないか」という間違った素人考えを否定するからです。
流行している物やスタイルを しかも他者より安価で売れば、顧客の食いつきは良いかもしれませんが、もしその販売品やスタイルが 自分にとっての強みでないならば、必ずや強みにしている人に何時かは負けるからです。
例を挙げれば、最近だと すた丼。スタミナどんぶりの略であるすた丼は、主に東京多摩地区の中央線沿線で長年親しまれた 見た目が大盛りの豚肉どんぶりです。 すた丼が国立や国分寺で流行っているからと真似をして、町田あたりで ただソックリのお店を出店しても 大抵は3年弱で閑古鳥となります。 なぜなら 来る客が「すた丼は流行りものだから」という理由で行列してでも食べに来るから。裏を返せば流行りが廃れば、いくら安くても食べないのです。
なぜでしょうか。なぜ、国立や国分寺の老舗すた丼店は流行りに左右されず、町田のすた丼店は流行りの影響を受けるのでしょうか。
その理由のひとつは味なのかもしれません。秘伝の味が 町田のすた丼店には無かったのかもしれません。
しかし、本当の理由は「それが流行っているからそれを開業した」という事だと思うのです。 流行りものに飛び付いたら、流行りが廃ればダメになるのは当然です。なんせ、顧客も 流行りものでSNSに投稿したらウケるかもと思って食べに来るわけですから。 心底食べたくてお店に来ていたわけではないのですから。
「では、どうすれば良かったのですか。すた丼でなくて何の飲食店をすれば良かったのですか」と問われたら、賢明なコンサルタントだったら こう答えるでしょう。「開業前にも言いましたが『あなたの強みは何ですか』」そして「もし あなたに強みがないのならば、何をやってもダメですよ」「すた丼屋で失敗した原因は、あなたにすた丼での強みが弱かったからです。国立や国分寺のお店の店主はすた丼での強みがあったからです」
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実際には、それが強みでなくとも それが流行っていれば それに飛び付いて成功する会社も実在します。 しかしその会社は老舗であったり絶対的に資金力があることが条件です。 老舗ならば(この場合なら飲食業の老舗ならば)消費者に信頼があるから新しい商売でも成功しやすいのです。「老舗が出す味ならば それが正解だろう」という錯覚が消費者の気持ちに構築されていれば、流行りの一定期間は客数を稼げます。 そして「流行りが廃れば廃業して さっさと次の流行り商品に」という戦略も資金力がある大手会社なら可能なのです。 銀行も大手なら 比較的容易に出資してくれますし。極端なことを言えば、返済のあてがあるならば銀行は金を貸してくれます。 大手企業ではない個人事業主は 大抵は資金がそれほどないので、流行りものを次から次と追いかける “体力”がないのです。
・ ・ ・
個人事業主、つまりチャレンジャーが 流行りものを売ってもダメな理由は、顧客も販売者も流行りものだからという意識が強いから。 もしその流行りが100年続けば その流行りもの販売で生活できるけれども、100年続く流行りというのは結果として伝統となり始めるのです。流行りものが100年続けば、それは伝統です。流行りものではなくなります。
つまり 流行りものを追いかけると、その廃れに影響され自分の商売も廃れるのは当然です。 大企業が 流行りが廃れてもへっちゃらな理由は、他の部門で稼いだり さらなる新規事業でも銀行が出資してくれるからです。
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『自分が “本当に”したいこと』が見つからないのならば、独立などしないほうが良い。「自分がしたいこと」ではなく「本当にしたいこと」が明確でないのならば、それが見つかるまでは勤め人でいた方が無難だ。
逆に『自分が本当にしたいこと』が見つかったと心底感じたのならば、たとえそれが売れそうにないと思われる物でも ヒットする可能性は大いにある。 親子丼の流行りは明治時代にちょっとあっただけだったけれども 今でも日本橋人形町の親子丼は毎日大盛況だ。 流行りになんか影響されない。(逆に 流行りがなかったのが長続きの理由かもしれない)
また、なんでもないボールペン一本を相手に売る手段を知りたければ、アメリカのコメディー映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』を慎重に観てみるのも良いだろう。
これはジョーダン・ロス・ベルフォートの回想録だった書籍を映画化したものだが、証券会社を始める時に 株式について全く知識のない知り合いを職員として採用するシーンで使われている。「このボールペンを売るにはどうしたら良いか?」
その答えは映画を観てもらいたいのだが、要は 自分が本当にボールペンを売りたいのならば、そして本当にボールペンを必要としている人を見つけられたら、そのボールペンは必ず売れるのだ。逆に ボールペンは持っているという人にボールペンを売ろうとしても困難なのだ。 ボールペンのインクが無くなるまで数年待たなくてはならないから。
こう言うと絶望的に聞こえるでしょう。でも(繰り返しになるが)自分が本当に気に入ったボールペンで 多くの人に是非使ってもらいたいという思いがあって、しかも 今本当にボールペンが欲しい人を見つけられれば、あるいはそういう人を創れば、そのボールペンは必ず売れる。だって、ボールペンが欲しい人がいるのだから。適正な価格ならば買うでしょう。
ここで大切なのは、ボールペンを売りたいという “本気度”と、本当に必要としている人を探すこと。
「何でもないボールペンを本当に必要としている近未来の顧客が どれだけ居るのか?」と心配になるものだが、今はインターネット販売が可能になっている時代だ。前世紀の常識など捨て去って思考したいものだ。
つまり、自分の身の回りに「ボールペンを買わなくては」という人が 100人のうち1人居れば、あるいは「ボールペンは要りませんか?」と路上販売してみて 99人に要らないと言われても1人が「ちょうど欲しかった」と言うのならば、ネットで10万人にアピールすれば 1,000本売れるはずなのだ。1,000人が何でもないボールペンを欲しているはずなのだ。
勿論、これは卓上での計算であり 想像話しでしかないのだけれども、SNSを上手に活用すれば 10万人にアピールすることは不可能ではないし、10万人の中にはボールペンを欲している人が 1,000人くらい居ても不思議ではない。
確かに 何でもないボールペンよりも お洒落なボールペンの方が売りやすいのは事実だけれども、例え何でもないボールペンでも必要としている人を見つけられれば(あるいは そういう顧客を自分が創れば)商売は可能になるということだ。
ちなみに、20世紀に大成功したジョーダン・ベルフォートは、何でもないボールペンのような 中小企業の株式を売るために、つまりそういうものを欲している人を見つけるために、電話を掛けまくった。電話を掛けまくって、ジョーダンが言うクソみたいな株式を欲しがる人を見つけた。あるいは詐欺まがいの話術でその気にさせた。 今は詐欺まがいな事をしなくても 真面目に推奨品をアピールしても非常に多くの人に伝えることが出来るのだから、自分が本気ならば、それを欲しい人は必ず見つかる。
だから、流行りの商品か否かなど気にしないことだ。
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『自分が本当にしたいことをしよう』という事を理解できたならば、その次のハードルは『自分の本当の強み』となる。
本当の強みを発揮できる土俵でないと何時かは大抵負ける。
例えば、相撲がそれなりに得意な人が大相撲という土俵で勝負して、それなりに活躍できるかもしれないが、まず優勝できない。なぜなら 相撲を本当の強みにしている関取が沢山いるから。その上には大関や横綱が居るから。
相撲が本当の強みでないのならば、相撲の土俵では勝負しない方が良い。 他の格闘技に転向して 勝負する土俵を変えたり、あるいは相撲評論家という道もある。
相撲の場合はやってみないと分からないから、まずはやってみて数年後に親方と相談の上考えるわけだけれど、商売の場合はスタート時点から考えたいもの。
先ほど「大手企業には、個人事業主は勝てない」というような文を書いたが『大手が持っていないけれど 自分には在る強み』が見つかれば、それこそが本当の強みとも言える。何故なら、数ある大手企業がやっていない事ならば、あるいは何かしらのしがらみがあって出来ない事ならば、その事やそういう商品を欲している人が必ずいるから。
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近未来、つまり 来年や再来年あたりには、あなたの販売品を待っている人が10万人居るかもしれません。
いや、あなたのお店と世界がインターネットで繋がっているこの時代です。 数年後には、あなたの登場を待ち焦がれて居る人が世界中に数億人居るかもしれません。
そういう良い意味での妄想をたくましくして、積極的に『自分の本当の強み』を探したいものです。
もし必死で探しても『自分の本当の強み』や『大企業には出来ないけれど自分には出来るもの』が見つからないのならば、是非 私の相談屋さんにご依頼ください。
必死で自分の強みを探そうとする人ならば、必ず強みはあるはずです。あなたがそういう人ならば、私はあなたの強みを必ず見つける自信があります。
大切なあなたが 幸せでありますように。
相談屋さん カフェカウンセリング 横尾けいすけ
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