日本の経営者は 商人として ぶったるんでないだろうか
- 2021/01/24
- 21:00
# 新型コロナウイルス # 感染症 # 自粛 # 経営
新年早々、新型コロナウイルス(COVID-19 或いは 武漢風邪)対策のための自粛が “開催”され、夜の街の灯りはパタリと消えました。 残念でなりません。
何が残念かというと、街の小売業の経営者が、政府や警察でなく 都道府県知事の要望に またもや素直に反応していることです。 一般市民がマスコミの情報に右往左往するならともかく、インテリゲンチアであるはずの商業主が 首長ごときに絶対従順するのは情けないかぎりです。 こんなことは昭和時代にはありませんでした。
経営者は『己が社会人であると共に、商人(アキンド)である』ことを忘れてはならないと思います。 そして 商人は、それほどの聖職ではないことも思い出してほしいもの。
* * *
今回の首都圏自粛で驚いたひとつは、近所の “何とかフライドチキン”というお店が 20時で閉店していることです。 このお店は美味しい鶏肉を販売する有名全国チェーン店。 他の店舗も同様か否か分かりませんが、この店舗では 20時きっかりに閉店しているのです。 たしか 2019年までは 22時までの営業だと記憶していますが。「自粛だから20時で閉店しているのは普通だろう」と言う意見もあると思いますが、20時で閉めるべき店舗は店内で飲食するお店だったはずです。 持ち帰り部門は 20時という規制はないのです。 事実、コンビニはもちろんマクドナルドも持ち帰りは平常同通りの営業時間です。
「人が密になって飛沫がかかると、感染が多数に広まる可能性がある」という理由で 飲酒を中心とした飲食店は 20時閉店にしようという要望が「都政なんかどうでも良い 私は総理大臣になりたい」と腹黒に思う某都知事を中心にテロリズムのごとく国家を揺さぶって自粛を実行させたわけですが、持ち帰りも止めてくれとは誰も言っていないのに店のシャッターを閉めてしまう経営者は 一体どういうお考えなのか、首を傾げます。
また、昨日、一流百貨店の支店に行ったら(支店といっても新宿店に次ぐ売上げのある店です)衣服の階が18時で終了していたのはズッコケました。 たしかにアパレル業の売れ行きは芳しくないのが現状ですが、18時で閉めていたら 24時間営業のネットショップに完全完敗する未来は遠くありません。 デパートの支配人は どういう長期計画があるのか またもや首を傾げます。
“何とかフライドチキン”にしても一流百貨店にしても、大体の考えは分かっています。 要は、
1.遅い時間に店を開けていても 客が来ない(正確には売上げが少ない)のが現状
2.早仕舞いすれば、光熱費や人経費などのコストカットが確実にできる
3.世間体が保てる
という3点が『早仕舞いという経営判断』の本当の理由でしょう。
1と2は、企業が大失敗する考え方です。 コストカットという消極的、あるいは守りの対策は、一般家庭でするものであって企業がすると失敗します。 なぜなら、消極的経営をしているとなんとか凌げるのは確かですが、新興国(発展途上国)では同じ時間になりふり構わぬ積極的経営をしているからです。
バブル崩壊で 日本とアメリカがコストカットでチマチマ凌いで来た時代に、共産China帝国が一気に日本を追い越してGDP第2位にのし上がった過去を忘れてはなりません。 一度抜かれた日本が数十年経っても共産Chinaに追いついていない事実を再認識すべきです。
今回のコロナ騒ぎでも 新興国の方が規制が緩いようです。 もちろん その国の国民の犠牲があっての緩い規制であって良いことではありませんが、気をつけないと東南アジア諸国やインド、そして南アフリカ共和国などに経済の主権を取られかねないと私は感じます。
日本国内の同業他社とドングリの背比べをしている癖が抜けないと、海の向こうで、あるいはネットの世界で急成長した者が気がついたら遙か先を走っていたということに またなるでしょう。
社会人であると共に …
基、『社会人である前に 商人である』
敬服する日本の経営者の皆様、是非 ご自分の初心を思い出して戴きたいのですが、貴殿は学業を終え 社会に出た時に、紳士な社会人に成りたかったのでしょうか。 違うでしょう。
賢明で聖職な物売りに成りたかったのでしょうか。 違うでしょう。
きっと、商人として儲けたかったのではないでしょうか。
『社会人である前に 商人である』という “貴殿の潜在的な社訓”を思い出して、積極的な経営をなさってくださいませ。
ps. 宮澤賢治の『雨ニモマケズ』の精神も素晴らしいですが、紳士道を貫いても 会社が倒産したらお終いです。

マスク装着などの社会的責務で充分です。流行病は 所詮ゼロにできませんから。
新年早々、新型コロナウイルス(COVID-19 或いは 武漢風邪)対策のための自粛が “開催”され、夜の街の灯りはパタリと消えました。 残念でなりません。
何が残念かというと、街の小売業の経営者が、政府や警察でなく 都道府県知事の要望に またもや素直に反応していることです。 一般市民がマスコミの情報に右往左往するならともかく、インテリゲンチアであるはずの商業主が 首長ごときに絶対従順するのは情けないかぎりです。 こんなことは昭和時代にはありませんでした。
経営者は『己が社会人であると共に、商人(アキンド)である』ことを忘れてはならないと思います。 そして 商人は、それほどの聖職ではないことも思い出してほしいもの。
* * *
今回の首都圏自粛で驚いたひとつは、近所の “何とかフライドチキン”というお店が 20時で閉店していることです。 このお店は美味しい鶏肉を販売する有名全国チェーン店。 他の店舗も同様か否か分かりませんが、この店舗では 20時きっかりに閉店しているのです。 たしか 2019年までは 22時までの営業だと記憶していますが。「自粛だから20時で閉店しているのは普通だろう」と言う意見もあると思いますが、20時で閉めるべき店舗は店内で飲食するお店だったはずです。 持ち帰り部門は 20時という規制はないのです。 事実、コンビニはもちろんマクドナルドも持ち帰りは平常同通りの営業時間です。
「人が密になって飛沫がかかると、感染が多数に広まる可能性がある」という理由で 飲酒を中心とした飲食店は 20時閉店にしようという要望が「都政なんかどうでも良い 私は総理大臣になりたい」と腹黒に思う某都知事を中心にテロリズムのごとく国家を揺さぶって自粛を実行させたわけですが、持ち帰りも止めてくれとは誰も言っていないのに店のシャッターを閉めてしまう経営者は 一体どういうお考えなのか、首を傾げます。
また、昨日、一流百貨店の支店に行ったら(支店といっても新宿店に次ぐ売上げのある店です)衣服の階が18時で終了していたのはズッコケました。 たしかにアパレル業の売れ行きは芳しくないのが現状ですが、18時で閉めていたら 24時間営業のネットショップに完全完敗する未来は遠くありません。 デパートの支配人は どういう長期計画があるのか またもや首を傾げます。
“何とかフライドチキン”にしても一流百貨店にしても、大体の考えは分かっています。 要は、
1.遅い時間に店を開けていても 客が来ない(正確には売上げが少ない)のが現状
2.早仕舞いすれば、光熱費や人経費などのコストカットが確実にできる
3.世間体が保てる
という3点が『早仕舞いという経営判断』の本当の理由でしょう。
1と2は、企業が大失敗する考え方です。 コストカットという消極的、あるいは守りの対策は、一般家庭でするものであって企業がすると失敗します。 なぜなら、消極的経営をしているとなんとか凌げるのは確かですが、新興国(発展途上国)では同じ時間になりふり構わぬ積極的経営をしているからです。
バブル崩壊で 日本とアメリカがコストカットでチマチマ凌いで来た時代に、共産China帝国が一気に日本を追い越してGDP第2位にのし上がった過去を忘れてはなりません。 一度抜かれた日本が数十年経っても共産Chinaに追いついていない事実を再認識すべきです。
今回のコロナ騒ぎでも 新興国の方が規制が緩いようです。 もちろん その国の国民の犠牲があっての緩い規制であって良いことではありませんが、気をつけないと東南アジア諸国やインド、そして南アフリカ共和国などに経済の主権を取られかねないと私は感じます。
日本国内の同業他社とドングリの背比べをしている癖が抜けないと、海の向こうで、あるいはネットの世界で急成長した者が気がついたら遙か先を走っていたということに またなるでしょう。
社会人であると共に …
基、『社会人である前に 商人である』
敬服する日本の経営者の皆様、是非 ご自分の初心を思い出して戴きたいのですが、貴殿は学業を終え 社会に出た時に、紳士な社会人に成りたかったのでしょうか。 違うでしょう。
賢明で聖職な物売りに成りたかったのでしょうか。 違うでしょう。
きっと、商人として儲けたかったのではないでしょうか。
『社会人である前に 商人である』という “貴殿の潜在的な社訓”を思い出して、積極的な経営をなさってくださいませ。
ps. 宮澤賢治の『雨ニモマケズ』の精神も素晴らしいですが、紳士道を貫いても 会社が倒産したらお終いです。

マスク装着などの社会的責務で充分です。流行病は 所詮ゼロにできませんから。
大切なあなたが 幸せでありますように。
相談屋さん カフェカウンセリング 横尾けいすけ
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