新型コロナワクチンについて 〜その1 有効性の疑問 〜
- 2021/04/24
- 23:00
# 新型コロナウイルス # ワクチン # 感染症
COVID19、通称 新型コロナウイルス感染症(以下、新型コロナと記す)のワクチン接種が 日本でも始まったのが 2021年2月14日でした。
その後、高齢者に接種をするというカレンダーでしたが、ワクチン不足が主な要因で “国民総接種運動”は遅れております。
日本政府の諮問機関である新型コロナウイルス感染症対策分科会(以下、感染症分科会と略す)も その会長である医師の尾身茂氏も今までのご経験から「国民の大多数がワクチンを接種すれば、そのウイルス感染は抑えられるだろう」という “妄想”を抱き(基、科学的予想のもと)全員接種が推奨されています。
繰り返しますが 日程が遅れていて オリンピック開催までに間に合いそうにないのですが、念願のオリンピック開催のために、なにがなんでも バカスカバカスカとワクチン注射を敢行したいのでしょう。
・ ・ ・
日本人の一般の方の心配は「そのワクチンは効果があるのだろうか?」という事 つまり有効性の高さと、「副作用は有り得るのかしら?」という事 つまり安全性でしょうか。
このシリーズでは、新型コロナ対応のワクチン接種における有効性と安全性、そして必要性について考えてみたいと思います。
今回は有効性についてです。
* * *
新型コロナワクチンについての基本知識は『日経サイエンス 2021年05月号』を推奨します。
こちらは私のような理系に疎い者でも分かりやすく理解できました。

また、日本における新型コロナワクチン全員接種の不要性については、JPSikaHunterさんのYouTubeの『医者の話』を推奨します。 JPSikaHunterさんは臨床医でもあります。
* * *
[ 有効性についての懸念 ]
日本で先行接種されている新型コロナ対応ワクチンは、ファイザー社製のmRNAワクチン「コミナティ」です。 新型コロナのワクチンは全てそうですが、これも新製品です。
ワクチンに限らず、医薬品の全ては、有効性を調べ証明するために『治験』を実施します。 始めは動物実験、そしてヒトを使った治験をして 有効性を調べます。
一般医薬品の治験についての詳細は こちらをご覧ください。 これをかいつまんで あらすじだけ紹介します。
例えば、糖尿病治療の飲み薬を製薬会社が開発製造したとすると、一定の治験を行います。
治験は 第I相試験(フェーズ I)から第III相試験(フェーズ III)まで実施されるのですが、とくにフェーズ IIでは 偽薬(プラセボ品)も使用します。
つまり、本物の新薬を 例えば 100名の糖尿病患者に処方し 血糖値が下がるか否かを観察すると同時に、プラセボという新薬と見た目はそっくりなのですが ただのデンプンの固まりなどを 別の100名の糖尿病患者にも投与します。 この時、合計200名の患者には、自分が飲んでいるのが新薬なのか プラセボ品なのかは明かされません。 そして処方した医師もそれが新薬かプラセボかを知りません。
そうやって血糖値の変化を観察して、新薬を飲んだグループが血糖値が下がり プラセボを飲んだグループが血糖値が下がらなかった場合、治験として「有効性あり」となるのです。
ヒトには体質の個性がありますので 100%有効の薬は出来ないのですが、概ね9割以上の有効性があり、同時にプラセボグループに ほとんど効果が無かった場合「有効性が期待できる新薬だ」と臨床医からも判断され 一般の糖尿病患者に処方が検討されます。
(ちなみに 不思議なことですが、プラセボという ただのデンプンの固まりを飲んだだけのグループにも 血糖値が明らかに下がる人が必ずいます。それは本文とは関連しないことですが、潜在意識が体調をコントロールしているという証しでもあると私は思います)
・ ・ ・
処方薬の治験では、上記のように その病がある人を使って有効性を確かめます。 しかし ワクチンの治験では、同じようにはできないのです。
なぜならワクチンの場合、治験対象者は まだ感染していない、つまり発症していないからです。
ワクチンの治験でも プラセボ品は使用されます。
一例として、HIV感染に対するワクチンの開発の話しをします。 HIVに対するワクチンは 人類に待望されているものですが、アメリカ国立衛生研究所が開発しようとした HVTN 702というmRNAワクチンは、残念な結果でした。
南アフリカで 5,000名以上を対象とした治験をしました。 おそらく、新薬 2,500名 偽薬 2,500名とし、総数の 5,000名は 全員 HIVに罹患していない人です。
(ちなみに これは生ワクチンでないので、ワクチン接種によるHIV感染はあり得ません)
この結果が、
● プラセボを注射したグループの123人が 後年にHIVに感染
● 新薬を注射したグループの129人が 後年にHIV感染 となってしまいました。
これでは ワクチン効果がまったくありません。 よって 2019年に行われた mRNAを利用したHIVワクチンでは効果が全くなしとなったのです。
この治験の場合、総数の5,000名は 全員 HIVに罹患していない人ですので、注射を受けた後に感染が確認されたというのは、母子感染でなく 性感染であろうと私は想像します。
治療実験、つまり治験であるということを聞かされた対象者は、自分が注射された液体がワクチンなのかプラセボなのか 当たり外れは五分五分だと判断した人もいたのでしょうか、だとしたら気の毒です。 また、パートナーが HIV感染者なのが分かっている人でも 諸事情でコンドーム無しの性交渉をする あるいは希望する人もいるかもしれません。 そういう人が治験後に感染したのなら更に気の毒です。
・ ・ ・
上記のHIV感染に対する mRNAワクチンの治験が アメリカ本国で行われず 南アフリカで実施されたのは嫌なことを感じざる終えませんが、それは置いておいて、ファイザーのコミナティはアメリカ国内で治験が実施されました。超短期間ですが。
その結果『有効率 95%』という 夢のようなワクチンが治験結果として発表されたのです。
こんなにも高性能なワクチンは稀です。 だから感染症の学者は「有効率が勝る」と喜び、そして国民総接種を推進したのです。
しかし、ワクチンにおいては 短期間での治験で 有効率 95%というのは明らかにおかしいです。 先の糖尿病治療薬と違って、治験者全員が まだその病(ここでは新型コロナ)に感染していないので、その人の生活や運によって 感染するかどうかが左右されるから。
日頃から感染予防を心がけている人であっても たまたま電車で感染者と隣り合わせになったら感染する可能性は高まりますし、運良く感染していない人と濃厚接触したら 100%感染しません。 個人の行動は様々ですので、短期間での治験で「有効率 95%だぞ」というのはおかしいのです。
・ ・ ・
糖尿病治療薬などなど、新薬の開発には 莫大な費用と長大な治験期間があるのが通常です。 突貫工事で出来上がった 新型コロナのmRNAワクチンの有効性など、信じる方が非常識であると言えるのではないでしょうか。
そして 数ヶ月後の有効性が有るかどうかは誰も分からないのです。 そんな治験はしていないので。
もし ワクチン接種者が4ヶ月後に新型コロナに感染した場合、おそらく 製薬メーカーは「このワクチンの有効期間は3ヶ月と判明した」と言うでしょう。 そしたらワクチン注射を3ヶ月おきにするのでしょうか。年に4回も mRNAワクチンをバカスカ注射するのでしょうか。
* * *
日本では 幸いなことに 新型コロナの流行は一度もありませんでした。 それが事実です。
過去に、インフルエンザが流行していない夏季にワクチン接種をする人がいなかったのと同じに、日本においては新型コロナのワクチンをする必要があるのでしょうか。 しかも有効性が眉唾なのに。
COVID19、通称 新型コロナウイルス感染症(以下、新型コロナと記す)のワクチン接種が 日本でも始まったのが 2021年2月14日でした。
その後、高齢者に接種をするというカレンダーでしたが、ワクチン不足が主な要因で “国民総接種運動”は遅れております。
日本政府の諮問機関である新型コロナウイルス感染症対策分科会(以下、感染症分科会と略す)も その会長である医師の尾身茂氏も今までのご経験から「国民の大多数がワクチンを接種すれば、そのウイルス感染は抑えられるだろう」という “妄想”を抱き(基、科学的予想のもと)全員接種が推奨されています。
繰り返しますが 日程が遅れていて オリンピック開催までに間に合いそうにないのですが、念願のオリンピック開催のために、なにがなんでも バカスカバカスカとワクチン注射を敢行したいのでしょう。
・ ・ ・
日本人の一般の方の心配は「そのワクチンは効果があるのだろうか?」という事 つまり有効性の高さと、「副作用は有り得るのかしら?」という事 つまり安全性でしょうか。
このシリーズでは、新型コロナ対応のワクチン接種における有効性と安全性、そして必要性について考えてみたいと思います。
今回は有効性についてです。
* * *
新型コロナワクチンについての基本知識は『日経サイエンス 2021年05月号』を推奨します。
こちらは私のような理系に疎い者でも分かりやすく理解できました。

また、日本における新型コロナワクチン全員接種の不要性については、JPSikaHunterさんのYouTubeの『医者の話』を推奨します。 JPSikaHunterさんは臨床医でもあります。
* * *
[ 有効性についての懸念 ]
日本で先行接種されている新型コロナ対応ワクチンは、ファイザー社製のmRNAワクチン「コミナティ」です。 新型コロナのワクチンは全てそうですが、これも新製品です。
ワクチンに限らず、医薬品の全ては、有効性を調べ証明するために『治験』を実施します。 始めは動物実験、そしてヒトを使った治験をして 有効性を調べます。
一般医薬品の治験についての詳細は こちらをご覧ください。 これをかいつまんで あらすじだけ紹介します。
例えば、糖尿病治療の飲み薬を製薬会社が開発製造したとすると、一定の治験を行います。
治験は 第I相試験(フェーズ I)から第III相試験(フェーズ III)まで実施されるのですが、とくにフェーズ IIでは 偽薬(プラセボ品)も使用します。
つまり、本物の新薬を 例えば 100名の糖尿病患者に処方し 血糖値が下がるか否かを観察すると同時に、プラセボという新薬と見た目はそっくりなのですが ただのデンプンの固まりなどを 別の100名の糖尿病患者にも投与します。 この時、合計200名の患者には、自分が飲んでいるのが新薬なのか プラセボ品なのかは明かされません。 そして処方した医師もそれが新薬かプラセボかを知りません。
そうやって血糖値の変化を観察して、新薬を飲んだグループが血糖値が下がり プラセボを飲んだグループが血糖値が下がらなかった場合、治験として「有効性あり」となるのです。
ヒトには体質の個性がありますので 100%有効の薬は出来ないのですが、概ね9割以上の有効性があり、同時にプラセボグループに ほとんど効果が無かった場合「有効性が期待できる新薬だ」と臨床医からも判断され 一般の糖尿病患者に処方が検討されます。
(ちなみに 不思議なことですが、プラセボという ただのデンプンの固まりを飲んだだけのグループにも 血糖値が明らかに下がる人が必ずいます。それは本文とは関連しないことですが、潜在意識が体調をコントロールしているという証しでもあると私は思います)
・ ・ ・
処方薬の治験では、上記のように その病がある人を使って有効性を確かめます。 しかし ワクチンの治験では、同じようにはできないのです。
なぜならワクチンの場合、治験対象者は まだ感染していない、つまり発症していないからです。
ワクチンの治験でも プラセボ品は使用されます。
一例として、HIV感染に対するワクチンの開発の話しをします。 HIVに対するワクチンは 人類に待望されているものですが、アメリカ国立衛生研究所が開発しようとした HVTN 702というmRNAワクチンは、残念な結果でした。
南アフリカで 5,000名以上を対象とした治験をしました。 おそらく、新薬 2,500名 偽薬 2,500名とし、総数の 5,000名は 全員 HIVに罹患していない人です。
(ちなみに これは生ワクチンでないので、ワクチン接種によるHIV感染はあり得ません)
この結果が、
● プラセボを注射したグループの123人が 後年にHIVに感染
● 新薬を注射したグループの129人が 後年にHIV感染 となってしまいました。
これでは ワクチン効果がまったくありません。 よって 2019年に行われた mRNAを利用したHIVワクチンでは効果が全くなしとなったのです。
この治験の場合、総数の5,000名は 全員 HIVに罹患していない人ですので、注射を受けた後に感染が確認されたというのは、母子感染でなく 性感染であろうと私は想像します。
治療実験、つまり治験であるということを聞かされた対象者は、自分が注射された液体がワクチンなのかプラセボなのか 当たり外れは五分五分だと判断した人もいたのでしょうか、だとしたら気の毒です。 また、パートナーが HIV感染者なのが分かっている人でも 諸事情でコンドーム無しの性交渉をする あるいは希望する人もいるかもしれません。 そういう人が治験後に感染したのなら更に気の毒です。
・ ・ ・
上記のHIV感染に対する mRNAワクチンの治験が アメリカ本国で行われず 南アフリカで実施されたのは嫌なことを感じざる終えませんが、それは置いておいて、ファイザーのコミナティはアメリカ国内で治験が実施されました。超短期間ですが。
その結果『有効率 95%』という 夢のようなワクチンが治験結果として発表されたのです。
こんなにも高性能なワクチンは稀です。 だから感染症の学者は「有効率が勝る」と喜び、そして国民総接種を推進したのです。
しかし、ワクチンにおいては 短期間での治験で 有効率 95%というのは明らかにおかしいです。 先の糖尿病治療薬と違って、治験者全員が まだその病(ここでは新型コロナ)に感染していないので、その人の生活や運によって 感染するかどうかが左右されるから。
日頃から感染予防を心がけている人であっても たまたま電車で感染者と隣り合わせになったら感染する可能性は高まりますし、運良く感染していない人と濃厚接触したら 100%感染しません。 個人の行動は様々ですので、短期間での治験で「有効率 95%だぞ」というのはおかしいのです。
・ ・ ・
糖尿病治療薬などなど、新薬の開発には 莫大な費用と長大な治験期間があるのが通常です。 突貫工事で出来上がった 新型コロナのmRNAワクチンの有効性など、信じる方が非常識であると言えるのではないでしょうか。
そして 数ヶ月後の有効性が有るかどうかは誰も分からないのです。 そんな治験はしていないので。
もし ワクチン接種者が4ヶ月後に新型コロナに感染した場合、おそらく 製薬メーカーは「このワクチンの有効期間は3ヶ月と判明した」と言うでしょう。 そしたらワクチン注射を3ヶ月おきにするのでしょうか。年に4回も mRNAワクチンをバカスカ注射するのでしょうか。
* * *
日本では 幸いなことに 新型コロナの流行は一度もありませんでした。 それが事実です。
過去に、インフルエンザが流行していない夏季にワクチン接種をする人がいなかったのと同じに、日本においては新型コロナのワクチンをする必要があるのでしょうか。 しかも有効性が眉唾なのに。
大切なあなたが 幸せでありますように。
相談屋さん カフェカウンセリング 横尾けいすけ
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