新型コロナワクチンについて 〜その3 ほんとうに必要なのか 〜
- 2021/05/08
- 22:00
# 新型コロナウイルス # ワクチン # 感染症
新型コロナ予防のワクチンについて考えて来ましたが、今回はワクチン接種の必要性について検討します。
[ 日本では 新型コロナは流行したことが無い ]
興味深いデータがあります。(当然ですが データというのは結果であり事実です)
NHKの集計によると、日本国内での新型コロナでの2020年累計死亡者数は 3,492名です。
昨年、2020年の丸一年間で 3,500人弱が亡くなったのが事実です。
https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/data-all/
もちろん 3,500名の方にはお悔やみ申し上げますが、日本国内でそれしか(あえて「それしか」と言いますが)死亡しなかったことを感染症の流行とは言いません。
こんなことは日本政府の諮問機関である感染症分科会もそれは心得ていて、その先生方は「新型コロナが日本で流行している」とは発言したことがありません。
(ただ『第○波』と発言したことはあるようです。これは国民に誤解を与える発言だと感想します)
『新型コロナが欧米他 世界各国で流行した』のは事実ですが『日本では流行したことが無い』のも事実です。
日本人は(理由は不明ですが)新型コロナ感染症に強かったのが事実です。
強かったというのは、重症化する人が少なかったという意味です。
大切なことですから繰り返しますが、昨年 2020年の春から、感染症分科会や日本医師会などの専門家が懸念していたのは、重症者入院病棟のパンクでした。 正確にはコロナの流行そのものを懸念などしていません。 なぜなら 流行にはほど遠い少なさだったからです。 専門家ですからそんな簡単な現状把握はできていたと想像します。
ただ、感染症の学者は その経験から「感染症はネズミ算式に増加する可能性がある」のを知っているので、そういう最悪の事態を踏まえて、自粛しろだのマスクしろだの言ったわけです。 WHOの警告や欧米諸国の流行も手伝って。
国民の協力が高かったためか、あるいはそういう体質を持った民族だからか、理由は不明ですが、日本はパンデミックという感染症の世界的大流行には関連しなかったのが事実です。
ここで感染者数や重症者数を取り上げずに、死亡者数だけを挙げたのには理由があります。
新型コロナの場合 感染者数には無症状の方も含まれるので、他の飛沫感染症と比較になりません。 インフルエンザでもフツウの風邪でも 熱もない咳もクシャミもない無症状でPCR検査などしませんが、新型コロナが始まってから “なんともない人”にも陽性の診断が下されたわけです。
急に高熱が出て 慌てて診療所に行って、医師がインフルエンザを疑ったときにPCR検査を実施し 診断され 治療が行われ、保健所などに報告され インフルエンザ患者数としてカウントされます。(インフルエンザ治療薬の処方数をカウントする方法もあります) しかし インフルエンザに罹っても病院に行かない人も居ますので その人数はカウントされないのです。 フツウの風邪ならなおさらです。
一方、新型コロナは無症状で元気満々でも 近隣者に発症者が出た場合PCR検査をされます。 そういう人にも陽性者が出るわけですから、インフルエンザやフツウの風邪の感染者数と 新型コロナの感染者数を比較するのはナンセンスです。 もしかしたら、フツウの風邪でも無症状の陽性者が居たかもしれないのです。 無症状の人がフツウの風邪を広めていた歴史が何十万年も続いていたのかもしれません。
ちなみに、フツウの風邪でも 高齢者は肺炎になり死亡するリスクはあります。
感染者数では 他の感染症との比較になりません。
重症者もあやふやな数値です。 記憶が正しければ、昨年の夏ころまでの重症者というのは ECMOという 喉にメスを入れる酸素呼吸が必要な患者だったはずですが、そういう処置を受けた方は なかなか社会復帰できるものではありません。なにせ喉を切っているわけですから。
それがいつのまにか、人工呼吸という 鼻から酸素を吸うタイプの酸素呼吸も重症者にカウントされるようになってしまいました。
新型コロナが騒がれる前、2019年度までは インフルエンザ重症者であろうと ECMOを使う治療など稀でした。 その治療は 患者に対して酷であり、治療薬を使用するのが正道だったからです。
今のところ新型コロナの治療薬がないので ECMOで対処などしちゃっていますが、多くの医師は「ECMOは 患者に過酷ではないの」と思っているはずです。
そういう諸々の比較にならない重症者数なのですが、それでも新型コロナの重症者数は インフルエンザ重症者数と比べて桁違いに低い数です。
感染症病棟のベッドがパンク寸前というのは事実でしょう。 でも 救急病院がパンクするのは毎年のことです。 救急車でたらい回しというのは以前からあるのとです。
医療関係者がヘトヘトというのも事実だと思われます。 でも 大規模病院の先生や看護師さんが寝る時間もなく働いているのは、数十年も前から日常的にあったことです。
2020年前期に医療がパンク寸前と騒がれたのは、ECMOという器械がある病院が不足していたことでした。 ECMOの無い病院ではパンクどころか閑古鳥でした。
やがて、新型コロナ患者が一般病棟で発生したとき、その対処と責任で大変だったので、入院病棟を持つ病院がパンク寸前だったわけです。 病院内感染など当たり前だったのに『院内感染ゼロ!』という理想論を目標にしてしまうとパンクするに決まっています。
こんな風潮では、新型コロナが下火になったり 治療薬が発明されても 感染症バカ騒ぎは続くでしょう。なぜなら新型コロナ程度の感染症は 次々と発生するからです。 地球はそういう星なのです。
繰り返します。日本では新型コロナは流行していません。 幸い 流行っていません。 だから通年のインフルエンザのように 近所の人が感染したという話しをほとんど聞かないのです。
流行していない飛沫感染症の対するワクチンを接種する必要性があるか否かと問われたら、普通は必要ないというのが正解なはずです。
例えば、日本では 狂犬病が流行していないので、日本国内で生活している分には狂犬病の予防注射をする人はいません。 しかし 狂犬病が流行しているインドなどに行く人には その予防注射が必要とされるわけです。
予防注射って、そういうものです。
[ 喜ばしいことに 2020年は死亡者数が減った ]
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODG228660S1A220C2000000/
2020年の丸一年間、日本では、死亡者数が減りました。 これが事実です。
日本は高齢化社会なので 毎年死亡者数は増えているのですが、11年ぶりに減少しました。
これを私は喜ばしいことだと思います。
「新型コロナで大変なのに 喜ばしいとは何事ぞ!」と叱る人も居そうですが、日本国民の死亡者数が減ったのを良かったなと思って何が悪いでしょうか。
2020年の死亡者数が減った要因を専門家は「多くの国民がマスクをしたり、自粛をした結果だ」と言いますが、それは一要因でしかありません。 ウイルスの “シェア争い”を忘れています。
路肩の雑草を見てみると、同じ種が群生しているのに気付きます。クローバーが生えている所にはクローバーが群生し、ヒメジオンが生えるのは大抵群生します。 様々な野草がまんべんなく栄えるのは自然界では無いことなのです。
植物ですら、先にシェアを取ったものが勝つのですから、もっと単純で小さなウイルスもシェア争いに勝ったものが繁栄します。
2020年と2021年は 新型コロナが それなりに感染したお陰で、インフルエンザや肺炎を起こすウイルスが流行できなかったのです。
医学の話しでなく、これは生物学の基本です。
2020年は、自殺者数は増加しました。その増加を差し引いても死亡者全数は減ったのです。 もし 何の効果も無い自粛作戦をしなければ自殺者も増加しなかっただろうと想像すると残念でしかなりません。 新型コロナのお陰で 少なくとも日本人は健康になったのに、バカ騒ぎの影響で首を吊る人が無念でなりません。
繰り返します。2020年は 病死者数は減少しています。
* * *
自国で流行していない新型コロナ。
そのお陰で 病死者が減った事実。
これを踏まえて、ワクチンの必要性を考えたいものです。
あと「ワクチンを打って 免疫を獲得したとしても その人がウイルスを運ぶ可能性がある」というのが医学の常識。
だったら、病弱者などの他人様のために 危険性が未知数のワクチンを打つ理由がどこにあるでしょうか。
新型コロナ予防のワクチンについて考えて来ましたが、今回はワクチン接種の必要性について検討します。
[ 日本では 新型コロナは流行したことが無い ]
興味深いデータがあります。(当然ですが データというのは結果であり事実です)
NHKの集計によると、日本国内での新型コロナでの2020年累計死亡者数は 3,492名です。
昨年、2020年の丸一年間で 3,500人弱が亡くなったのが事実です。
https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/data-all/
もちろん 3,500名の方にはお悔やみ申し上げますが、日本国内でそれしか(あえて「それしか」と言いますが)死亡しなかったことを感染症の流行とは言いません。
こんなことは日本政府の諮問機関である感染症分科会もそれは心得ていて、その先生方は「新型コロナが日本で流行している」とは発言したことがありません。
(ただ『第○波』と発言したことはあるようです。これは国民に誤解を与える発言だと感想します)
『新型コロナが欧米他 世界各国で流行した』のは事実ですが『日本では流行したことが無い』のも事実です。
日本人は(理由は不明ですが)新型コロナ感染症に強かったのが事実です。
強かったというのは、重症化する人が少なかったという意味です。
大切なことですから繰り返しますが、昨年 2020年の春から、感染症分科会や日本医師会などの専門家が懸念していたのは、重症者入院病棟のパンクでした。 正確にはコロナの流行そのものを懸念などしていません。 なぜなら 流行にはほど遠い少なさだったからです。 専門家ですからそんな簡単な現状把握はできていたと想像します。
ただ、感染症の学者は その経験から「感染症はネズミ算式に増加する可能性がある」のを知っているので、そういう最悪の事態を踏まえて、自粛しろだのマスクしろだの言ったわけです。 WHOの警告や欧米諸国の流行も手伝って。
国民の協力が高かったためか、あるいはそういう体質を持った民族だからか、理由は不明ですが、日本はパンデミックという感染症の世界的大流行には関連しなかったのが事実です。
ここで感染者数や重症者数を取り上げずに、死亡者数だけを挙げたのには理由があります。
新型コロナの場合 感染者数には無症状の方も含まれるので、他の飛沫感染症と比較になりません。 インフルエンザでもフツウの風邪でも 熱もない咳もクシャミもない無症状でPCR検査などしませんが、新型コロナが始まってから “なんともない人”にも陽性の診断が下されたわけです。
急に高熱が出て 慌てて診療所に行って、医師がインフルエンザを疑ったときにPCR検査を実施し 診断され 治療が行われ、保健所などに報告され インフルエンザ患者数としてカウントされます。(インフルエンザ治療薬の処方数をカウントする方法もあります) しかし インフルエンザに罹っても病院に行かない人も居ますので その人数はカウントされないのです。 フツウの風邪ならなおさらです。
一方、新型コロナは無症状で元気満々でも 近隣者に発症者が出た場合PCR検査をされます。 そういう人にも陽性者が出るわけですから、インフルエンザやフツウの風邪の感染者数と 新型コロナの感染者数を比較するのはナンセンスです。 もしかしたら、フツウの風邪でも無症状の陽性者が居たかもしれないのです。 無症状の人がフツウの風邪を広めていた歴史が何十万年も続いていたのかもしれません。
ちなみに、フツウの風邪でも 高齢者は肺炎になり死亡するリスクはあります。
感染者数では 他の感染症との比較になりません。
重症者もあやふやな数値です。 記憶が正しければ、昨年の夏ころまでの重症者というのは ECMOという 喉にメスを入れる酸素呼吸が必要な患者だったはずですが、そういう処置を受けた方は なかなか社会復帰できるものではありません。なにせ喉を切っているわけですから。
それがいつのまにか、人工呼吸という 鼻から酸素を吸うタイプの酸素呼吸も重症者にカウントされるようになってしまいました。
新型コロナが騒がれる前、2019年度までは インフルエンザ重症者であろうと ECMOを使う治療など稀でした。 その治療は 患者に対して酷であり、治療薬を使用するのが正道だったからです。
今のところ新型コロナの治療薬がないので ECMOで対処などしちゃっていますが、多くの医師は「ECMOは 患者に過酷ではないの」と思っているはずです。
そういう諸々の比較にならない重症者数なのですが、それでも新型コロナの重症者数は インフルエンザ重症者数と比べて桁違いに低い数です。
感染症病棟のベッドがパンク寸前というのは事実でしょう。 でも 救急病院がパンクするのは毎年のことです。 救急車でたらい回しというのは以前からあるのとです。
医療関係者がヘトヘトというのも事実だと思われます。 でも 大規模病院の先生や看護師さんが寝る時間もなく働いているのは、数十年も前から日常的にあったことです。
2020年前期に医療がパンク寸前と騒がれたのは、ECMOという器械がある病院が不足していたことでした。 ECMOの無い病院ではパンクどころか閑古鳥でした。
やがて、新型コロナ患者が一般病棟で発生したとき、その対処と責任で大変だったので、入院病棟を持つ病院がパンク寸前だったわけです。 病院内感染など当たり前だったのに『院内感染ゼロ!』という理想論を目標にしてしまうとパンクするに決まっています。
こんな風潮では、新型コロナが下火になったり 治療薬が発明されても 感染症バカ騒ぎは続くでしょう。なぜなら新型コロナ程度の感染症は 次々と発生するからです。 地球はそういう星なのです。
繰り返します。日本では新型コロナは流行していません。 幸い 流行っていません。 だから通年のインフルエンザのように 近所の人が感染したという話しをほとんど聞かないのです。
流行していない飛沫感染症の対するワクチンを接種する必要性があるか否かと問われたら、普通は必要ないというのが正解なはずです。
例えば、日本では 狂犬病が流行していないので、日本国内で生活している分には狂犬病の予防注射をする人はいません。 しかし 狂犬病が流行しているインドなどに行く人には その予防注射が必要とされるわけです。
予防注射って、そういうものです。
[ 喜ばしいことに 2020年は死亡者数が減った ]
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODG228660S1A220C2000000/
2020年の丸一年間、日本では、死亡者数が減りました。 これが事実です。
日本は高齢化社会なので 毎年死亡者数は増えているのですが、11年ぶりに減少しました。
これを私は喜ばしいことだと思います。
「新型コロナで大変なのに 喜ばしいとは何事ぞ!」と叱る人も居そうですが、日本国民の死亡者数が減ったのを良かったなと思って何が悪いでしょうか。
2020年の死亡者数が減った要因を専門家は「多くの国民がマスクをしたり、自粛をした結果だ」と言いますが、それは一要因でしかありません。 ウイルスの “シェア争い”を忘れています。
路肩の雑草を見てみると、同じ種が群生しているのに気付きます。クローバーが生えている所にはクローバーが群生し、ヒメジオンが生えるのは大抵群生します。 様々な野草がまんべんなく栄えるのは自然界では無いことなのです。
植物ですら、先にシェアを取ったものが勝つのですから、もっと単純で小さなウイルスもシェア争いに勝ったものが繁栄します。
2020年と2021年は 新型コロナが それなりに感染したお陰で、インフルエンザや肺炎を起こすウイルスが流行できなかったのです。
医学の話しでなく、これは生物学の基本です。
2020年は、自殺者数は増加しました。その増加を差し引いても死亡者全数は減ったのです。 もし 何の効果も無い自粛作戦をしなければ自殺者も増加しなかっただろうと想像すると残念でしかなりません。 新型コロナのお陰で 少なくとも日本人は健康になったのに、バカ騒ぎの影響で首を吊る人が無念でなりません。
繰り返します。2020年は 病死者数は減少しています。
* * *
自国で流行していない新型コロナ。
そのお陰で 病死者が減った事実。
これを踏まえて、ワクチンの必要性を考えたいものです。
あと「ワクチンを打って 免疫を獲得したとしても その人がウイルスを運ぶ可能性がある」というのが医学の常識。
だったら、病弱者などの他人様のために 危険性が未知数のワクチンを打つ理由がどこにあるでしょうか。
大切なあなたが 幸せでありますように。
相談屋さん カフェカウンセリング 横尾けいすけ
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