大切なあなたが 幸せでありますように。

「ありがとう」と言わずに、「すみません」と言う人が居ますが、
謝礼の言葉を使うときは、「ありがとう」と言った方が 本人にとって “お得” です。

例えば、混み合ったバスや電車で お婆さんが乗って来たので席を譲ると、謝礼の言葉を頂けたりします。
「すみませんねー」と。
こちらは、「いえいえ どういたしまして」というような内容の返事をするのですが、
それで二人の感情は、全て終わるのです。
席を譲った私は別にそれで良いけれど、譲られた方は 折角の小さな幸せを おしまいにするのはもったいない。
小さな幸福でも 積み重ねれば大きくなるのに。

席を譲ってもらえたという小さな幸せが、お婆さんの中で大きな幸せに育てられないのは、
「すみません」と言うからです。
日本語としては「すみません」でも謝礼になるのかもしれませんが、本人の潜在意識には、
起こった事の意味がよく分からないのです。
というのは、「すみません」という言葉は、謝罪のとき（あやまる時）にも使うからです。
謝礼と謝罪という全く反対の意味で、同じ言葉が使用されるのも日本語も妙ですが、潜在意識は混乱します。

潜在意識は、自分や他人の発する言葉に、多大な影響を受けます。
謝礼にしか利用されない「ありがとう」を使うように習慣付けた方が、
あなたの潜在意識も “良いことがあったのだな” と把握しやすい。
パッピーを潜在意識がたくさん認識すれば、あなたも心から自分は幸せだと思えるようになります。

「すみませんねー」でなく、目を見て「ありがとう」と言ってみましょう。